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中学校、高等学校における公募・コンテスト活用に関する調査結果

2020年9月7日 報道関係各位

株式会社公募ガイド社

中高校教員の約6割がコンテストを長期休暇の課題に活用
教員に好まれる募集案内はダウンロード可能なA4サイズ資料

国内最大級の公募専門メディア『公募ガイドONLINE』を運営する株式会社公募ガイド社(本社:東京都港区、代表取締役社長 浅田邦裕)は、全国の中学校、高等学校の教員を対象に「中学校、高等学校における公募・コンテスト活用に関する調査」を実施しました。

●調査サマリー

  • ・中高校教員の約6割が公募・コンテストを長期休暇の課題に活用している。

  • ・主な公募情報源は主催者から学校へ郵送される募集案内である。

  • ・公募・コンテストの募集案内はダウンロード可能なA4サイズのものが望ましい。

  • ・生徒のモチベーションになるのは「簡単に応募できる」、「テーマや題材に興味がある」。

  • ・生徒に応募してもらうには、高い賞金よりも詳細な選評や審査過程の公開が重要。

  • ・先生が生徒にすすめたいジャンルは「作文、エッセイ、読書感想文」、「絵画」。

  • ・募集案内の郵送はコンテストの内容に合わせ、関心が高そうな科目の教員や部活動担当者を宛先に。

 

1.中高校教員の約6割が公募・コンテストを長期休暇の課題に活用

夏休みや冬休みの課題への公募・コンテスト活用の有無に関する質問については、「毎年活用している(27%)」、「ときどき活用している(35%)」と回答し、約6割の教員が公募・コンテストを活用していることがわかった。
応募する際の課題として、絵画などサイズの大きな作品ではとりまとめる作業が大きな負担となっており、「四つ切作品の出品準備が大変(中学校/美術科教員)」という回答も見られた。これを解消するには、「応募時はスキャンした画像をWEBから投稿してもらい、最終審査に残った作品のみ現物を送ってもらう」などといった手法が考えられる。主催者側においてもコンテストを企画する際には、教員の負担を減らす工夫を行うことも必要だろう。

教員自身の公募・コンテスト応募経験と長期休暇の課題での公募・コンテスト活用の関連については、「普段からよく応募する」、「年に1回くらいは応募する」、「過去に1,2回だけ応募したことがある」と回答した教員の方が「まったく応募したことがない」と回答した教員との比率において、1.75倍程度公募・コンテストを課題で活用していることがわかった。

教員が公募・コンテストの情報源として最も活用しているのは、公募・コンテスト主催者から郵送される「学校へのDM(51%)」であった。

募集案内に関しては、「チラシなど配布できるもののほうが生徒たちに紹介しやすい(高校/司書教諭)」という意見や、「ポスターは大きいと掲示しきれないので、A4サイズ位でインパクトのあるものがありがたい(高校/司書教諭)」といった意見が散見された。教室などでの限られたスペースへの掲出を考慮すると、チラシサイズなどコンパクトな配布物が好まれる可能性が高い。また、「ダウンロードし、プリントできるようになっていると便利(高校/司書教諭)」という意見もあった。公募・コンテストを行う際は、教員が生徒に募集案内の配布を容易に行えるよう、募集案内を自由にダウンロードして活用できる環境を整えておくことも重要であろう。

2.教員が考える生徒の公募・コンテスト応募動機

生徒の公募・コンテスト応募動機として、教員が効果が高いと考えているのは「簡単に応募できる(29%)」、「テーマや題材に興味がある(29%)」といった事項であった。また「全員に参加賞がある(21%)」という回答も多く、参加賞の有無が応募数に影響を及ぼすことがうかがえる一方で「賞金額が高い」は11%にとどまっており、「子どもたちをがっかりさせたくない」という教員の親心が見てとれる。その他の意見として「進路に役立つ(高校/司書教諭)」、「学校の成績になる(高校/国語科教員)」などが挙げられた。
生徒のモチベーションに関して「評価されることが伝わるような賞・賞金があると参加しやすい(高校/数学科教員)」という意見もあった。賞金額の多寡は生徒のモチベーションにそれほど影響しないというアンケート結果と併せて考察すると、賞金額よりも、詳細な選評や審査過程の公開など、評価が分かりやすい選考プロセスの設定が重要と思料される。

3.教員が生徒にすすめたい公募・コンテストのジャンル

教員が生徒にすすめたい公募・コンテストのジャンルは「作文、エッセイ、読書感想文(24%)」の回答が最も多く、次いで「絵画(19%)」となった。

回答者の担当教科は「国語科(24%)」と「美術科(23%)」が多く、国語科教員の89%が「作文、エッセイ、読書感想文」を、美術科教員の94%が「絵画」を選んだ。この結果から、教員は自身の担当教科に関連性の高い公募・コンテストのジャンルを、生徒にすすめたいと考える傾向にあると推察される。その他「小論文」や「脚本」、「朗読」などのジャンルのほか、「興味の幅を広げることを目的とするためジャンルは決めていない(中学校/理科教員)」などの意見も挙げられた。

 

また、公募・コンテストの募集案内の宛先については、「送り先は文芸部や演劇部、文化部担当者などの方が多くの先生の目に触れる(高校/数学科教員)」という意見もあった。公募・コンテスト主催者が学校に募集案内を送る際は、募集ジャンルが「エッセイ」なら「国語科教員」や「文化部担当者」宛てに、「絵画」なら「美術科教員」や「美術部」宛てにするなど、募集ジャンルに関連性の高い教科担当者や部活動を宛名にすると、効果的に募集案内を行えるだろう。

以上

<参考資料>

中学校、高等学校における公募・コンテスト活用に関する調査結果

<調査概要>

  • 中学校、高等学校における公募・コンテスト活用に関する調査
  • 調査期間:2020年7月1日~8月3日
  • 調査方法:インターネット、FAXによる調査
  • 調査対象:全国の中学校、高等学校教員
  • 有効回答数:71

<本件のお問い合わせ先>

  • 株式会社公募ガイド社 法人ソリューション部
  • Mail: kkb@koubo.co.jp