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プロが教えるコンテスト運営のツボ
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コンテストの基本

5.公募の分布2:副賞

2019/08/13

公募を開催する際に悩みのひとつとなるのが、賞金額・賞品などの「副賞」の設定です。2018年に行なわれた公募の1位賞金額総合計は約11億5000万円にも上ります。1億円の賞金を出す公募もあれば、特産品やオリジナルグッズなど、その公募や主催者の特色を表す賞品が用意されていることもあり、その種類は千差万別です。ここではデータをもとに、設定されている最優秀賞に授与される賞金額の傾向を見ていきます。

副賞は2つに分かれます。一つは、現金または金券類を進呈するパターン、もう一つは、特産品やグッズなどの品物や賞状、盾などを授与するパターンです。その内訳を見ると、現金類と賞品類はほぼ同数になります。

〈現金・金券類と賞品の内訳〉

4,526件ある「現金・金券」の構成を見ると、10万円以下の賞金を設定しているコンテストが3421件あり、全体の30%以上を占めています。一方、100万円を超えるコンテストは106件に留まり、約1%のみとなっています。

〈賞金額別コンテスト件数〉

それでは最も多い賞金額10万円以下(3,421件)の構成比はどのようになっているでしょうか。

ここでも少額が多数派であり、1万円以下が31%を占めています。一方で、次に多いのは「9.1万円~10万円」の741件であり、これらはすべて賞金額が10万円となっています。10万円という金額設定は、最も多く採用されている賞金額でもあり、コンテスト全体の8%を占めてもいます。

〈賞金10万円以下の公募件数内訳〉

中間層の賞金額である、10.1万円~100万円の賞金を用意しているコンテスト(999件)の内訳はほぼ4つに等分されます。

〈賞金100万円以下の公募件数内訳〉

これらを総合すると1位賞金の平均金額は25万2037円、最頻値は10万円、中央値は6万7995円という結果でした。平均値と中央値が大きくかい離している点を見ると、一部の高額賞金が平均を押し上げており、ほとんどのコンテストはここに大きく予算を割いていないことがわかります。

最後に500万円以上の賞金が授与される公募に目を向けると、1億円が1件、5000万円が1件、3100万円が1件、1000万円が6件、500万円が8件となっています。

しかしながら、「スタートアップワールドカップ」は「優勝投資賞金」、「TSUTAYA CREATERS AWARDS」は「5,000万円超の制作費をバックアップ」、「未完成映画予告編大賞」は「賞金100万円と制作費3000万円相当での映画制作」となっており、高額であるほど資金提供の側面が強くなっていきます。そのため、授与される賞金という観点で見ると1,200万円の「このミステリーがすごい!大賞」現在開催されているコンテストでは最も高額であるということもできます。

〈参考資料:2018年高額賞金公募一覧〉

  コンテスト名 賞金額 
1 スタートアップワールドカップ2019参加者募集 1億円
2 TSUTAYA CREATERS AWARDS 5,000万円
3 未完成映画予告編大賞 3,100万円
4 このミステリーがすごい!大賞 1,200万円
5 2019 ミス・ジャパン 1,000万円
5 ゆくはし国際公募彫刻展
ゆくはしビエンナーレ2019
1,000万円
5 江戸川乱歩賞 1,000万円
5 freebit biz challenge COMPE 2018 1,000万円
5 LINE BOOT AWARDS 2018 1,000万円
5 S-Booster 2018 1,000万円
6 京都文化力プロジェクト2018-2020
野外インスタレーション公募展
500万円
6 UBEビエンナーレ 作品公募 500万円
6 横溝正史ミステリ&ホラー大賞 500万円
6 松本清張賞 500万円
6 CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア 500万円
6 日本ミステリー文学大賞新人賞 500万円
6 「真の近現代史観」懸賞論文募集 500万円
6 WOWOW新人シナリオ大賞 500万円

 

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※データはすべて公募ガイド社独自のコンテスト情報集計調査による
※参考公募情報は公募ガイド社が収集した情報からプレゼント・モニターなどを除いた9,473件の情報
方法:インターネット検索による収集(公募ガイド社)
対象:2018年1月1日~2018年12月31日締切のコンテスト9,473件(図1・図2)
収集期間:2014年1月1日~2018年12月31日

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