この公募は締切済みです

    Portrait of Japan

    締切日
    2021年7月11日(日)
    主催者
    株式会社アマナ
    グランプリ5作品
    応募資格
    年齢、国籍問わず、どなたでもお申し込みいただけます。

    「Portrait of Japan」は、ポートレイト写真の力を通じて、現代の日本を構成する人たちの肖像を写し出す、公募による写真アワードのプロジェクトです。フォトジャーナリズム界最古の歴史を有する雑誌『British Journal of Photography』などを刊行するイギリスのメディア「1854」が運営している写真アワード「Portrait of Britain」の日本版として、ホンマタカシ、片山真理、ヘレン・ファン・ミーネ、奥山由之、アレック・ソスの5名の写真家を審査員に迎え、広く一般からポートレイト写真を募集いたします。アーツカウンシルによる「Tokyo Tokyo Festival」の助成事業の一環として、日本では今年初めての開催となります。 審査対象は、2020年以降に撮影された日本を拠点とする人たち、海外を拠点とする日本にゆかりがある人たちのポートレイト。5人の審査員がそれぞれ一点ずつグランプリを選出し、作品が選ばれた5名の方には各自10万円を贈呈。グランプリ作品を含む優秀作品50点を8月中旬に特設ウェブサイトにて発表します。また、エムシードゥコー株式会社の協力のもと、8月末から9月上旬にかけて渋谷周辺エリアをはじめとする都内各所の屋外サイネージでも展示される予定です。 2020年代、私たちの生きる世界は未曾有の事態に見舞われ、人類は大きな転換点を迎えています。その変化の中で、私たちはこれからどんな未来を描いていけばよいのでしょう。そんな大きな問いに、写真はヒントをくれます。「Portrait of Japan」は、昨今高まる日本社会における”多様性”をめぐる議論(LGBTに代表されるジェンダーイシュー、入管法改正に伴う海外からの移住者の増加など)へのさらなる市民参加を呼びかけ、来るべき日本の多文化共生社会への意識の醸成を目指します。 また、いまだに終息の見えないパンデミックは、多くの人たちに自身のアイデンティティやライフスタイル、家族や友人の大切さ、地域や国、そして国際社会とのつながりなどを改めて考える機会を突きつけています。自身や身近にいる大切な人、私たちの生活を支える働く日本人や在留外国人、コロナのために奮闘するエッセンシャルワーカーや生活の変化を余儀なくされている人たち、多様性を認め合う社会のために活動する人々など、現代の日本をかたちづくる人たちの肖像を写真に捉えて、ぜひご応募ください。何よりも雄弁に時代を語る多様な人々の写真は東京の街頭に展示され、街ゆく観客にさまざまな問いを投げかけるでしょう。いまの日本を生きる多様な価値観を写し出した写真たちから、私たちは未来の社会を構想する手がかりを見つけられるはずです。

    募集内容
    応募期間 2021年6月15日(火)〜7月11日(日) 作品テーマ 現代の日本をかたち作る人々のポートレイト写真 2020年以降に撮影された日本に生きる人たちのポートレイト、または海外を拠点としながらも日本にゆかりのある人のポートレイトをご提出ください。
    作品規定
    作品規定 2020年以降に撮影された写真をご提出ください。 1回のエントリーにつき5枚までアップロード可能です。1ファイルのデータサイズは10MBまで。 DVDブルーレイなどメディアでの応募は受け付けておりません。写真表現とみなすことができないと判断したものは審査対象に該当しない場合があります。 第三者の権利(著作権、商標権、肖像権など)を侵害する作品は応募できません。応募作品に、第三者の著作物(美術品、映画、写真、音楽など)その他の権利が含まれる場合は、当該第三者から本応募について事前の承認を得ていることが必要です。 応募費用 2000円 クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express)のみの支払いでお願いしています。 応募方法 特設サイト: https://portraitofjapan.com/からご応募ください。  
    応募方法/応募先
    140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 株式会社アマナ
    応募時の会員登録
    不要
    募集期間
    2021年6月15日(火) ~ 2021年7月11日(日)
    応募資格
    年齢、国籍問わず、どなたでもお申し込みいただけます。
    グランプリ(5作品) 5名の審査員がひとり1作品ずつを選出いたします。 ・賞金10万円を贈呈 ・PoJ特設サイトにて作品紹介 ・屋外サイネージでの作品展示 入賞(約50作品) ・PoJ特設サイトにて作品紹介 ・屋外サイネージでの作品展示
    審査員
    ホンマタカシ 写真家。1999年写真集『東京郊外』で、第24回木村伊兵衛賞を受賞。2011年から2012年にかけて、個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヵ所の美術館で開催。著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)、『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』(新潮社)がある。また2019年に『Symphony その森の子供 mushrooms from the forest』(Case Publishing)、『Looking Through  Le Corbusier Windows』(Walther König, CCA, 窓研究所)を刊行。 片山真理 1987年、群馬県出身。2012年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。2019年、第35回写真の町東川賞新人作家賞、2020年には第45回木村伊兵衛写真賞を受賞。自らの身体を模した手縫いのオブジェ、ペインティング、コラージュのほか、それらの作品を用いて細部まで演出を施したセルフポートレイトなど、多彩な作品を制作。また歌手、モデル、講演、執筆など、幅広く活動している。主な展示に 2019年「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ」、2017 年「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol.14」(東京都写真美術館)など。主な出版物に2019年『GIFT』(United Vagabonds)がある。 奥山由之 1991年東京生まれ。2011年『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞受賞。2016年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。主な写真集に『As the Call, So the Echo』『The Good Side』『君の住む街』『POCARI SWEAT』『Los Angeles / San Francisco』などがある。主な個展は、「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム(2016年)、「君の住む街」表参道ヒルズ スペースオー(2017年)、「As the Call, So the Echo」Gallery916(2017年)、「白い光」キヤノンギャラリーS(19 年)など。また、映像監督としてTVCM・MVなども手がけている。2021年5月に写真集『flowers』を赤々舎より上梓。   ヘレン・ファン・ミーネ 1972年、オランダ・アルクマール生まれ。写真家と被写体の関係における親密さをとらえ、被写体の中にある正直さや無防備さを引き出し、不完全な美しさを際立たせる作品を通して、過去20年間にわたり、ポートレイト写真に現代的な解釈を与え続けてきた。グッゲンハイム美術館、アムステルダム市立美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館など、世界の主要な美術館に作品が収蔵されている。これまでに『Portraits』、『Japan Series』、『New Work』、『Tout va disparaître』、『The Years Shall Run like Rabbits』の5冊のモノグラフを刊行。 アレック・ソス 1969年生まれ。ミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動する。2008年よりマグナム・フォト正会員。『Sleeping by the Mississippi』(2004年)、『NIAGARA』(2006年)、『Broken Manual』(2010年)、『Songbook』(2015年)、『I Know How Furiously Your Heart is Beating』(2019年)など、25冊以上の写真集を刊行。パリのJeu de Paume(2008年)、ミネソタのWalker Art Center(2010年)、ロンドンのMedia Space(2015年)を含め、世界各国で50回以上の個展を開催している。

    出典:https://portraitofjapan.com/
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