さよならさよならハリウッド
カテゴリ:99_旧スタッフブログ 99_編集部日記・お知らせ
いきなりですが、ウディ・アレンが好きです。
何の前置きもなく私は何を告白しているんでしょうか?
締切前の焦りのためか、言動が松阪並に高速直球になってしまいいけません。
(編集部は7/8発売の公募ガイドの記事作成でちょっとバタバタしてます☆)
実は先日そのウディ・アレンの新作「さよなら、さよならハリウッド」を見てきました。その興奮を、皆さんに少しでもお伝えできたらと思い、レポートします!
この映画の主役を演じるのはアレン本人。そして、脚本も演出ももちろん担当。これで御歳70歳というんだから、これまた驚き!
ストーリーは落ち目の映画監督のヴァル(アレン)にハリウッドメジャーの製作会社から製作依頼が来る所から始まります。起死回生の復帰を図りたいヴァルですが、その依頼主は、実は別れた元妻と、その愛人。その後のドタバタの葛藤があり、どうにか仕事を引き受けたヴァルですが、なぜかクランクイン前日に失明してしまって…!?
さて、どうなる、というお話です。
アレン映画特有のセリフの応酬やドタバタは健在で、おしゃれで、ユーモア満載で、最後はパンチの効いたブラックユーモアに打ちのめされてしまうという、極上のコメディ映画。設定でここまで笑いを誘えるのか~、と衝撃を受けました。脚本の勉強がしたい人には特に、ぜひオススメしたい作品ですよ。
そうそう、私が映画を見た恵比寿ガーデンシネマではウディ・アレンの似顔絵展をやっています。公募でアレン好きの皆さんから募集した作品を展示してるんですね。
正統派アレン、メガネと鼻だけのアレン、みの虫になったアレン、メガネをかけたネコ(?)など、様々なアレンがあなたを出迎えてくれます。皆さんもしお暇なら、行ってみてください!