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【結果発表】第112回文學界新人賞/第54回群像新人文学賞 ほか

カテゴリ:99_ニュース・結果発表

第112回文學界新人賞 発表
■受賞作:『甘露』 水原涼/『癌だましい』 山内令南
※選考委員 角田光代 花村萬月 松浦理英子 松浦寿輝 吉田修一
第54回群像新人文学賞 発表
■小説部門:『美しい私の顔』 中納直子
■評論部門:『1%の俳句――一挙性・露呈性・写生』 彌榮浩樹
※選考委員 伊藤たかみ 絲山秋子 田中和生 長嶋有 松浦寿輝
第27回太宰治賞 発表
■受賞作:『会えなかった人』 由井鮎彦
※選考委員 加藤典洋 荒川洋治 小川洋子 三浦しをん 
第10回長編児童文学新人賞 発表
■入選:『カンナは夏に』 くぼひでき
■佳作:『月とホットケーキ』 きむらともお
第3回日本新薬こども文学賞 発表
■最優秀賞:『ふしぎな水色のゾウ』 月ゆき

【ネーミング】上野動物園 ジャイアントパンダの名前決定!

カテゴリ:99_ニュース・結果発表

上野動物園 ジャイアントパンダの名前決定!
当ブログでも募集情報を紹介していた、上野動物園のジャイアントパンダの名前が決定!
オス:リーリー(力力)
メス:シンシン(真真)

応募期間が短かったにもかかわらず、応募総数は4万通以上。
注目度がうかがえます。

子どものための絵本を募集 「創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト」 取材記

カテゴリ:99_ニュース・結果発表

姪っ子が満1歳を向かえ、ますます伯母バカに磨きがかかっている(石)です。
最近は絵本がお気に入りで、まだ内容は分からないはずなのに、
パタパタと本をめくってはご満悦。
そろそろ姪っ子に、読み聞かせをしたいなぁと思っていた所に、
タイムリーな公募情報が飛び込んできました。
「読み聞かせをするための絵本を作りたい」
そんな想いを元に開催され、今年12回目を迎える、「創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト」。
主催者は、読み聞かせや、食育コンテストなど、
子育て支援を行っているNPO法人キッズエクスプレス21です。
何年もこの公募に携わってきた進藤さんや、現担当の茂居さんから話を聞くことができました。
この公募で面白いのは「デジタル絵本」の募集も行っていること。
でもデジタル絵本って?
「パソコンなどで読めるものであれば、デジタルと言ってしまっています。
ただこの公募に関しては、絵が動く、音がでる、ストーリーの分岐がある、
デジタルならではの特色や操作性が高いものは、かなり評価が高いですね」

 
でもデジタル絵本にしろ、童話や絵本って結構難しいジャンルの一つですよね。
「いえいえ、気軽に応募していただきたいです。
文章や絵がつたなくても、発想が面白いもの、1つでも光るものがあれば、
そこを評価させていただいています。賞の数も多いですしね。」

 
賞といえば、「文部科学省」「厚生労働省」「経済産業省」と、省庁をまたいだ大臣賞がでることも
大きな特色。大臣賞が3つもでるものは、まずないです。
「受賞作品は、作品集という形で図書館や学校などに配り、広く読んでいただいています。
また過去の受賞作品から、実際に出版されたものがいくつもありますよ。」

童話や絵本は初挑戦!という人から、プロ志望の方まで広く開かれた公募なんですね。
また、中学3年生までを対象とした児童生徒の部も設けられていて、学校単位での応募や、
何年も続けて応募してくれる子も多いとのこと。
大人顔負けの作品もたくさん寄せられるそうです。
さて、一番気になるのは審査ですが…。
「作品は、枚数や容量さえ守っていただければ、どんなものでも受け付けています。
画材も自由です。ただ、気をつけていただきたいのは『子どものための本』を、ということ。
子どもの視点にたった、子どもが面白いと思えるものが一番です。
どんなにストーリーがよくても、子ども向きでないものは、審査から外されてしまいます」

大切な子どもに読んであげたい!と思える作品を、ということですね。
そして、「やはり夢をいっぱい詰め込んだものがいいですよね」とにっこり笑いながら答えてくれました。
とはいえ絵が苦手、文章はちょっと、と応募をためらう人には、グループでの応募可とのことで、
分担して作品を完成させてもOK。
「白い紙に子どもが絵を描いて、お父さん、お母さんが子どもと一緒にその物語を考える、
そんな作品もいいですよね。
つくる時からコミュニケーションをとって、できた作品をまた一緒に読む。
そういうサイクルができてくれたら嬉しいですね」

募集は9月1日から12月25日(当日消印有効)まで。
詳細は発売中の公募ガイド、また公式ホームページをご覧ください。
公式ホームページでは、キッズエクスプレス21の活動や、過去の受賞作品も載っているので、
興味のある方は是非のぞいてみてください。(石)

JFAファーデザインコンテスト2010-2011 取材

カテゴリ:99_ニュース・結果発表

お久しぶりです。(石)です。
むし暑い日が続いていますが、皆様体調は大丈夫でしょうか。
暑さは続きますが、私は相変わらず元気いっぱい。
色々な場所に足を運んでいます。
つい先日は、「JFAファーデザインコンテスト2010-2011」を開催している、日本毛皮協会に行ってきました。
3月に行われた、公開審査と授賞式の様子をこのブログで紹介したので、覚えている方もいらっしゃるのでは?
毛皮素材(+他の素材の使用も可)を使ったデザイン画を募集する同公募。
例年は初冬に募集を行っていたのですが、今年は8月16日~9月10日(必着)へと
応募期間がずっと早くなりました。
そこで、詳細を聞きに主催者の日本毛皮協会へとお邪魔してきたのです。
夏に毛皮?と思われた皆様。
実は11月20日は、毛皮の日=11(いい)20(ファー)なんだそうです。
その日に合わせ、最終審査日を直前の11月18日に変更。
それに伴い、作品の募集時期も早まったのだとか。
デザイン画というと、専門知識を持っていないと難しいかな、とハードルが高く感じていたのですが、
「確かに専門学校の学生さんや、卒業生、アパレル企業に勤めている方からの応募は多いです。
でも小学生からの応募もあるんですよ」

とJFAファーデザインコンテスト事務局の担当者さん談。
fur過去の受賞作品のデザイン画を見てみると分かりやすいのですが、
「こんな作品がいいなぁ」という着色付きのイラストで、
特にディテールや素材などを書き込む必要はないのだとか。
絵が苦手な私でも、描けるかもしれない、と思ってしまいました。
 
「”毛皮…感じる素材”が今年のテーマなのですが、ご自身の自由な発想で考えていただければ。
例えばですけど、お家でごろんっと寝ころんで、毛皮の手触りを楽しめるものとか。
応募はレディースファッションの作品が多いので、メンズの物だと目立つかもしれないですね」

日本で作られる、毛皮を使った製品は「小物」が多く、
洋服など大きな物は海外で作られたものが多いとのこと。
それでは、加工などの「技術の継承」ができなくなってしまう…。
そんな危惧もあり、1次審査を通過した作品は、日本毛皮協会加盟のお店が実際に制作しているのだそうです。
「1次審査通過者した方には、応募作品を実際に制作するための型紙を作っていただくこともあります。
でも型紙から全てお任せで作ることもできるので、どなたでも応募していただけるんですよ。
作品の制作費も、基本的にこちらが全て負担します。」

自分の作品が「実物」としてファッションショー形式で披露されるチャンスでもあるのですね。
「毛皮は”楽しい素材”なので、ぜひ”毛皮で遊んで”いただきたいです。
毛皮というと『高級品』というイメージからか、エレガントな作品が多いのですが、
“かわいい”作品があってもいいと思っているんですよ」

とのことでした。
応募費用として、1作品につき学生は500円、一般は1000円が必要ですが、
グランプリには50万円の賞金、審査員にはあのドン小西さんをはじめ、錚々たるメンバーが揃っています。
募集は8月16日から。詳細は公式サイト、7月9日発売の公募ガイドをご覧ください。
応募したいな、という方は、今からデザイン案を練ってみてはいかがでしょうか。
(石)

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