どうも、プランナーの宮洋輔です。先日、突然に高校時代の恩師の訃報を聞き、大手町での打ち合わせの後あわてて茨城県の取手に向かいました。普段ほとんど都内で完結した暮らしのため、茨城県に行くのは久々。当時からの親友Y氏と合流し、お通夜の会場に向かいました。
恩師といっても高校の先生ではなく、その高校の生徒だけが通う塾の館長さんでした。高校で3年進級時に、志望校別のクラス分でイレギュラーな選択をしてしまったため、高校の授業だけでは受験科目をカバーできないことが判明。そちらの塾でカバーするよう指示され、受け入れてもらった…ということで、先生との出会いは、まず迷惑をかけるところからでした。
通っている間は、特に良くも悪くも目立たない生徒だった(はずな)ので、おそらく印象はほとんどどなかったのではないでしょうか。Y氏は浪人生時代もその塾で過ごし、大学合格後も今度は講師の立場でその塾に関わり続けることになりました。ジブンは授業することは到底無理な学力だったのですが、定期的に高校に配布し入塾を促す広報誌の制作で携わることになりました。
館長は内容にも特に細かい注文をしてくることはなく、企画からデザイン、記事執筆までまるっと任せてくれていたのがすごいことだな、と振り返って思います。普通はそんじょそこらの大学生が作った広告・広報誌では、心配になっていろいろと口を出したくなるのが普通だと思います。よくぞ丸投げしていただけたものだな、と。現在、いやしくも出版社の末席を汚し、メディア野郎としてなんとか生きのびていられるのは、その時の経験もかなり大なるものがあった、と感謝しかありません。
せっかく取手に来たのだから、と前々から行きたかった『コンフリ』へ。これは先日UBEビエンナーレでお世話になった葛谷春光堂さんが運営されているアートスペース&バーです。突然の訪問にもかかわらず温かく迎えてくれ、当時の話(と言っても半年ほど前ですが)などもしつつ、美味しい料理とお酒を楽しみました。にぎわっている店内には近隣の東京藝大生も来ており、その場で初めて会った人たちでもいろいろと交流しやすい雰囲気もコンフリならではの空気感だなと。
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UBEビエンナーレ新設AIR部門レポート
「日常劇場All the world’s a stage」
アートとコミュニケーションデザインで課題解決する葛谷さんとは?
https://www.koubo.co.jp/ube/stage/190214_01/
いざ本番!12の『日常劇場』が中央銀天街で上演
https://www.koubo.co.jp/ube/stage/190218_01/
色んな種類のクラフトビールを飲んだ後、「うまいラーメンで〆るか!」と思ったのですが、残念ながら取手の地域知識が乏しすぎる…。葛谷さんにオススメを聞いたら「うちのがうまいですよ!」と言ってくれたので迷わずオーダーしたら確かに素晴らしい。近所にあったら毎週食べたいレベルです。味も濃いのでお酒に後にピッタリですね。ビバ!