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公募ブログ

やっぱりすごい

カテゴリ:29_考えごと

土曜に仕事があったので、そのぶん
今日はいつもより遅めの出社です。

 

土曜のお仕事は、私にとって神様みたいな方に
会ったのですが、今でもその感情を表現しうる
言葉を持てないのでそっとしておきます。

 

さて、そんなこんなで今日の朝はゆっくり起きて
ゆっくり支度して会社に来る予定でした。

 

8時過ぎに起きてTwitterを開きました。
みんな「ルックバック…」としきりに呟いている。
なんだんだ?と思って検索すると、
少年ジャンプ+にて、藤本タツキ先生の
読み切り漫画が無料公開されているようでした。

 

ほーんと思ってさっそく読んでみると、
これが本当にすごい作品で、
3回その場で読み直してしまいました。

 

話自体の面白さはもちろんなのですが、
プロット(時間軸や空間軸の推移)、
作中作の完成度、
オマージュ作品の入れ込み方、
漫画そのものに対する思い、
どれもがすごい密度。
漫画における「天才」の1つの形を
まじまじと見た気持ちでした。

 

絵を描く方が読んだらたぶんもっと
感じるものがたくさんあると思います。

 

ゆっくりするはずの朝でしたが、
心は完全に「ルックバック」にさらわれて
しまいました。

 

これもどうも言語化しきれていないので、

よければぜひ読んでみてください。

「ルックバック」こちらから

毎週ドキドキ

カテゴリ:29_考えごと

こんばんは、いづみです。今回のブログは長めです。

 

今日は待ちに待った木曜日。

なにを待っていたかというと、「ヤングジャンプ」です。

最近、『ゴールデンカムイ』の単行本をずっと読んでいて、

やっと本誌に追いついたので毎週楽しみにしています。

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ゴールデンカムイ(以下、金カム)、ほんっとうに面白くて、

金塊を探すという大きくて単純な目的に、

政治性や人間関係、アイヌの文化が密接に絡み、

5回読み直してもまだ発見があるという状態です。

 

たった1コマのセリフもない描写で

「あ、ここで気づいてたんだ」とか

「この視線、なにを意味してるの!」とか、

どこまで練ってるんだと感心しっぱなしです。

 

金カムのためだけに池袋アニメイトに行き、

日露戦争時の日本陸軍の駐屯地を覚え、

アイヌの論文を読み漁り、生活のすべてが金カムです。

 

そしてなんといっても醍醐味は、週刊連載であること。

毎週引きのあるシーンを持ってきて、

読者に「来週どうなるん?!」と

ドキドキしながら読ませる、半端じゃない仕事ですよね。

 

漫画雑誌は紙質の問題もあり、

電子版で買う人が多いそうですが、

私はわざわざ朝コンビニで買っています。

いつか見た、電車でジャンプを楽しそうに読む

おじさんがかっこよかったので。

(グラビアどーんのヤンジャンを電車で開くのは

恥ずかしくてけっきょく家で読んでいますが……)

 

そんな感じで完全に「金カムオタク」として

日々ネットの海を漁っているのですが、

気づいたことがあります。それは

オタクにもいろいろあるなあ、ということです。

なにを当たり前のことをという感じですが、

今回せっかく身をもって知ったので

私の感覚を書いておきます。

 

簡単に言うと、

大きく分けて2種類あると感じています。

作品を好きになった後の行動には2パターンあり、

1つ目が2次創作など、

その世界観の中で自分が創作するタイプ。

べつに文字や絵にしなくとも、

物語の行間を想像して楽しむタイプも

これにあてはまると思います。

2つ目が、関連資料を漁って作品を知ろうとするタイプ。

 

たとえるならば『源氏物語』を読んで、

『あさきゆめみし』を書く人と、

『源氏物語注釈本』まで読んで研究する人という感じです。

実際にはグラデーションとして存在するんでしょうが、

傾向はあるなあと感じています。私は完全に後者なので、

自分で創作できる人のことをかなり尊敬しています。

書ける人ってなにを持っている人なんだろうと思います。

 

それにしても、小学~高校までは少年ジャンプ派だったので

ヤンジャンを読むと、大人になったなあとなんだか感慨深い。

光に寄せられる

カテゴリ:29_考えごと

こんばんは、いづみです。

 

健康診断に行きました。心電図が心筋梗塞ですねって言われてびっくりでした。
(全く異常はなく、そういう波形が出る人がたまにいるらしいです)

 

今日は、5月に読んだ歌集3冊から3首ずつ歌をひくことにします。
『千夜曳獏』(せんやえいばく)千種創一
『水中で口笛』工藤玲音
『シンジケート』穂村弘
以上3冊です。シンジケートは以前に読んだことありますが、新装版が素敵だったので新しい気持ちで読めました。
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1冊目『千夜曳獏』
中東に住んでおられた千種さんの歌には中東の風景がよく出てきます。私にとっては写真で見るよりも歌で見せられたほうがずっと身近なものとして中東を想像できるので不思議です。

 

「そうやんなあ解体するときキラキラのやつ、一個くれへんかなあ」
「魂のせいにしていませんか みたらしのやわい光をあなたに渡す」
「岸へ来い。死海は死んだ海なのに千年ぶりに雨が降ってる」

 

この口調?の変わりようがいいなと思います。1首目はおそらく他の人の言葉をそのまま歌にしています。2首目3首目は最初に語りかけが入り、後半畳みかけるように独自の視点が入ります。みたらしを渡すのではなくて、やわい光を渡す。死んだ海なのに雨が降る=死んだ海には通常雨が降らないという突然の投げかけ。面白い。

 

 

2冊目『水中で口笛』
工藤さんは公募ガイド1月号でも取材させていただきました。人柄を少しだけ知っている分、歌も味わい深いです。

 

「噛めるひかり啜れるひかり飲めるひかり祈りのように盛岡冷麵」
「ハムカツをげんきに頼むハムカツをげんきに頼むわたしを頼む」
「呆けた祖母を呆ける前より好きだった 水からぐわりと豆腐を掬う」

 

工藤さんの根の明るさや芯の強さが出ているような気がして好きです。盛岡冷麺、短歌甲子園に出たときに盛岡の高校の子たちが部活終わりにみんなで食べると言っていたのを思い出します。宮崎商業高校の子たちが「僕たちは宮崎辛麺だなあ」と言っていたことも。文芸部とご当地麺、謎の関係性です。歌の奥に根付いた土地が見える歌は、優しいのに強くてすごい。

 

 

3冊目『シンジケート』
ほむほむの第一歌集、新装版が出ました。綴じ糸がはっとするほどきれいな水色。

 

「ベーカリーのパンばさみ鳴れ真実の恋はすなわち質より量と」
「女には何をしたっていいんだと気づくコルクのブイ抱きながら」
「朝の陽にまみれてみえなくなりそうなおまえを足で起こす日曜」

 

パン屋のトングのカチカチでそんなもん主張するな、ブイ抱きながら女には何してもいいとか思うな、ってツッこんじゃうけどほむほむに「おまえ」って言われながら足で起こされたい気もしてくる。なんか、なぜか、すごいかっこいい。穂村さんの『もしもしあなたが運命の人ですか』も一緒に買いましたがそちらもよかったです。

 

 

短歌、「詠む」ほうを「読む」よりさきに始めたのでいまだに歌集を読み通すには身構えてしまうところがあります。けどやっぱり読めば読むだけ楽しい。そして3冊並べてみると、圧倒的に「光」モチーフが好きなことがわかります。前世は虫かもしれません。

みんな大好き「呪いのビデオ」

カテゴリ:29_考えごと

こんにちは、いづみです 😳

 

今日は取材に出かけていました。
お相手はなんと、みんな大好き
「呪いのビデオ」シリーズの
プロデューサーである大橋孝史さん。

 

とある収録現場の取材だったのですが
本当にひょいひょいとどんどん
カットを変えながら撮っていくので
惚れ惚れとしてしまいました。

 

ホラー好きとしてはうれしかったです。
でも私がうれしかっただけじゃダメなので(それはそう)、
このかっこよさや面白さが伝わるように鋭意制作中です。

本棚に一家言ある男

カテゴリ:29_考えごと

編集部ブログの編集画面を開いて悩む。
「なにを書こうかな~」
そのとき、背後からババさんの
「僕はもっといいのを提案できます!」
という声。

 

なんだなんだ?と思って背中に耳を生やしてみると
どうやら「社内本棚整備計画?」について
社長と話し合っている様子。

 

より良い本棚については一家言あるようで
いつもの数倍は楽しそうに話している。
普段はそんなにイキイキ話すタイプじゃないのに、
よほど本棚作るの好きなんだな……

 

 

ところでうちには本棚がない。
学生時代に使っていたものは、
引っ越しのときに捨ててしまった。

 

200冊ちょっとなので押し入れに入らないこともなく、
どうせなら気に入る本棚を探そうと思ったまま1年が経つ。
さすがに不便を感じているのでなんとかしたい。

 

あ~あ、ババさんうちの本棚もがんばってくれないかな。

 

いづみ

古本を買いまして 2

カテゴリ:29_考えごと

こんばんは、いづみです。
校了日のスリリングさは病みつきです。

 

さて、今回も前回に引き続いて
(定価以上のお値段の)古本を買った話です。

 

それがこちらです。
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イラストレーター鈴木英人のイラスト集
『AVENUE』のなんと初版サイン本

 

鈴木英人らしい、1950年~60年代の
アメリカをモチーフにしたイラストが
収められています。

 

彼の作品のポイントは、実際の50年代アメリカ
「ではない」ということだと思っています。
70~80年代の日本の若い世代が憧れた
古き良きアメリカ、なんですよね~。
かっちょいいですね~。
(50年代のアメリカに憧れる70年代の若者に
憧れる2021年の私という奇妙な構図)

 

ですがこれ実は自分用じゃなくて
父へのプレゼント。
実家が少し大きな家に引っ越しまして
父念願の?書斎ができたということで、
その書斎にぴったりの本を贈ろうと
思い立って探したものなのです。

 

父にはばっちり喜んでもらえました。

古本を買いまして

カテゴリ:29_考えごと

こんにちは、いづみです。

 

穂村弘の『本当はちがうんだ日記』を読んで以来、
定価以上の値段がつけられた古本の価値を感じたくて

仕方なかったのですが、(そういう話が載ってる)

先週とうとう定価の倍以上の古本を2冊買いました。

 

1冊目がこちら
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中原淳一が1970年に創刊した「女の部屋」の第5号です。
「ひまわり」や「それいゆ」に続いて、ミセス向けに
編まれた雑誌で、中原さんらしく生活者のための記事や、
女性の自立を考える特集が組まれています。

 

特によかったのは巻頭インタビュー。
中原さん自身が瀬月内晴美(瀬戸内寂聴)に
いろいろとお話を聞いているのですが、これが
現代のフェミニズムとほぼ変わらない論点なんです。

 

50年変えられなかった情けなさよりも、
瀬戸内さんと中原さんの視線の鋭さと
これをよくぞ巻頭に持ってきたなという
決断の強さに驚きを覚えます。
ファッションページでは「マキシ丈は部屋着に」と
言っている時代ですからね。
中原淳一の才能に惚れ惚れしちゃいます。

 

古本の価値は安さでしょ!と思っていましたが、
絶版だけど良い本がいい値段になるのは仕方ないかと
納得できる出来事でした。

 

もう1冊は次回紹介します。

イオンシネマのワンデーフリーパスポート

カテゴリ:29_考えごと

こんにちは、いづみです。
前回は映画の話題でしたが今回も映画の話。

 

イオンシネマが今開催している
「ワンデーフリーパスポート」をご存知ですか?
なんと税込み2500円で1日中映画が見放題で
ソフトドリンクが飲み放題なのです!
詳細はこちら

 

1日中映画館で映画を観る。
みんなの夢なんじゃないかと思います。

 

一昔前は入れ替え制ではなかったので
同じものなら続けて観れていたそう?ですが、
令和の時代にそんなとこあるのかな。

 

今週の土曜に観てくるつもりです。
頑張れば5本観れるという噂なので
時間割を組んで臨みます。
狙っているのは
・花束みたいな恋をした
・ヤクザと家族
・樹海村
・すばらしき世界
・(二度目の)鬼滅

 

特に『花束みたいな恋をした』は
菅田将暉&有村架純が主演で
サブカル要素もつめつめだそうで、
期待大です。

今日は金曜ロードショーです!

カテゴリ:29_考えごと

こんにちは、いづみです。

 

今日は金曜日、金曜ロードショーの日です。
わたしなぜかすごく好きなんですよね。

 

何十回と観たジブリやハリポタもいいですし、
このあいだの地上波初放送のパラサイトもよかった。

 

パラサイトが映画館で公開されているときは、
ほとんどが絶賛に近い評価でしたが、
(私も観に行って本当に面白くて大満足でした)
金ロー後に感想をネットで調べると、「〇〇に腹が立った」
「面白くなかった」というような意見も多くありました。
テレビで放映される=多くの人・層の目に触れると
予想外の意見がもちろん出てきます。
それがとても面白い。受け手が増える面白さですね。

 

金ローを見て、その後にネットで感想を調べる。
毎週の楽しみです。

 

 

 

……書いていて気付いたのですがだいぶ陰湿な趣味ですね。

本屋はないがふるさとはある

カテゴリ:29_考えごと

池袋ジュンク堂か表参道代官山蔦屋(ミヤさんに指摘されて気づきました 😐 )に住みたい、いづみです。

 

本屋さん、好きなんですよ。ジャンルごとの取りそろえ、分類の仕方、なにを平置きにするか、意外とお店によって違うので面白いですよね。地元には小さなイオンの中の小さな本屋しかなかったので、本屋にも個性があることを知ったのは大学進学して関東に来てからでした。
哲学の棚にスピリチュアルもオカルトも並べてある地から来た人間としては、哲学もさらにドイツ哲学などなどに細かく分けられ、それぞれに名著がしっかり並んでいる本棚を見たときは本当に興奮しました。(たぶん大学合格した時よりも衝撃は大きかった)

 

それと同時に「この環境で育つ人間はうらやましいな~」とも思いました。けれどそれは本だけに限らず、ありとあらゆる情報に対して言えることですよね。大都市への集中は現状の社会では当然です。しかしそれではなんだか悔しい。「地元/地方にもなんかないかなあ」と大学の頃からよく考えていました。(そもそもそんな議論すること自体ナンセンスですが、気持ちの問題なので…。)

 

しかしまあ中々ない。自然があるよ!食がおしいよ!などはよく言われることですし、実際そうなのですが、それじゃあ深まりがないよなあとたまに思い出しては考えていました。

 

それが最近、思いつきました。もしかして「地元」っていう概念自体がすごくない?って。強烈で明確な「地元」「ふるさと」を持ちえるのはそこから出て行った者のみです。ただそこに生まれて、なんらかの理由でそこを出たというだけなのに、「帰る」ことの可能態として「ふるさと」が機能してくれている。それを重荷に感じる人も大勢いるでしょうが、基本的に逃げ場は多い方が精神的にいいのでこれはラッキーです。

 

なにかがあるから〇でなにかがないから✖、ではなく、そこにあるだけで一定の人に意味を付与できていると考えるとかなりすごい。現代社会の問題の1つとして地方から都市への人口流出があると思うのですが、その一方でふるさととしての価値は上昇しているとも言えます。ふるさとを失う人が増えることで逆にふるさと度はあがっていく、ちょっと面白くないですか?

 

なんの話?って感じだと思うのですが、考えあぐねて「あ、違うわ、こうか」と新しい光の当て方を思いつくのが好きなのでブログにも書いてみました。

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