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猫の巨大結腸症💦

カテゴリ:11_保護猫ラウンジ


先週、愛猫のリーちゃんが、口から便を吐くという大事件が起きました。

 

IMG_5452

 

 

 

リーちゃんは昨年の秋頃から糞詰まりの状態が続いていて、週に一度は病院にてレントゲンを撮り、浣腸をしてもらったり下剤をかけたり、時には便を掻き出してもらったりしていました。

 

それでも一向に改善する兆しが無く。。。

 

 

遂に激しく嘔吐した時、なんと口のほうへ大便が逆流して来てしまう事に。。。 (泣)

 

 

それまで近所で通っていた動物病院は動物へのストレス回避のため入院治療はしない方針だったのですが、もうそんな悠長な事は言ってられないと集中治療をするため、四ツ谷にある動物病院へ急遽入院させる事にしました。

 

 

リーちゃんの糞詰まりの原因は巨大結腸症という、かなり厄介な疾患でした。。。

巨大結腸症とは、酷い便秘が慢性化することです。

なんらかの原因で腸内に便が溜まり、時間の経過と共に便の水分は吸収され非常に硬い便になってしまいます。

そうなると便が硬すぎるため排せつされづらくなってしまいます。

その結果、排せつされない硬い便が大量にたまることとなり、結腸がのばされた状態(巨大化)し、結腸の蠕動(ぜんどう)運動の働きも弱くなって便秘をくり返すという悪循環を生んでしまうそうで、最悪な状態では命の危険も有り得ると。。。

 

 

IMG_4035IMG_4034

 

ガスが溜まって酷い状態です。                         二つ並んだ写真で左は改善された状態です。

 

 

 

巨大結腸症には先天性と、後天性があるそうですが、後天性の原因の中の1つに交通事故等により、骨盤の変形や脊椎の障害による事が原因で内臓機能が低下してしまう事があると。。。

 

リーちゃんは、まさにそのような後天性が原因だと思われました。

 

保護されて我が家に来る以前の事ですが、外で暮らしていた時に心無い人間にリーちゃんはゴルフクラブで背中等を殴打され腕の骨も損傷していました。

その事が原因で、リーは未だに手を引きづり歩いてる状態ですから年齢と共に段々と身体に歪みも生じ、このような排泄難になってしまったのだと考えられます。

 

 

せっかく幸せに暮らしているのに、過去の卑劣な行為によって未だに苦しめられなければならないなんて。。。。

本当に悔しい思いです(怒)

ですが、ハッキリとした原因が分かったので、これからはリーの事を今以上に注視して二度と同じような糞詰まりにならないよう、しっかりサポートしていこうと思います。

 

IMG_5451

(リーのために揃えた対処薬など)

 

 

 

可愛いリー、もう大丈夫だよ。

お前には頼もしい先生と母ちゃがついてるからな‼️

 

 

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