(番外編) 城田優さん演出・主演のミュージカル『カーテンズ』を観に行きました
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東京国際フォーラムCホールで行われていた東京公演、最終日前日・夜の部を観てきました。プランナーの宮洋輔です。
もともと「ミュージカルってどうなの?」「なぜ演じながら歌いだすの?」と思っていた時期もありましたが、大学時代に帝劇で観た『レ・ミゼラブル』で目が開きました。なるほど、こういうことだったのね、と。それ以来ミュージカルも楽しめる身体になりました。
つまりミュージカルは、ストーリーや演技だけでなく、歌唱をコンサートやライブのように音楽としても楽しめばよいのですが……今回の『カーテンズ』については初見であり、かつ閉鎖空間で殺人事件が次々に起こるミステリー進行なので、「誰が?」「なぜ?」とそっちが気になってしょうがない。つまり歌唱パートで「歌はいいから早くストーリーを進行してくれ……」と思ってしまう始末。これではミュージカルの意味がない。
思えば今まで観てきた『レ・ミゼラブル』や『ロミオとジュリエット』などのミュージカルは、ストーリーやキャラクターなどは既知のものとして把握しているので、純粋に歌唱パートをコンサートとして楽しめていたのに対し、今回はハラハラドキドキさせるストーリーゆえ、歌唱パートに集中できない(むしろ省いてくれていいとすら)という本末転倒を起こしてしまったのだなと。
これも一つの経験ですが、ミュージカルはストーリーやキャラをある程度知ったうえで観たほうがいいのかも?と感じた出来事でした。