今更モンスターズ・ワークのお話を
カテゴリ:05_東京タワーの写真で締める
にわたしはディズニー作品の中でモンスターズ・インクが一番好きです。
その前日譚のモンスターズ・ユニバーシティもまあまあ好きです。
ディズニー・プラスで配信されている、モンスターズ・インクのあとの出来事を描いたアニメシリーズ「モンスターズ・ワーク」も昨年観たのですが、あまり楽しめなかったのでうろ覚えですが今回はそのお話を書こうと思います。ネタバレになってしまうので嫌なら読まないでください。
怖がらせ屋という、子供の悲鳴を集めてエネルギーを作る会社の花形の部署に行きたかった新卒社員のタイラーという主人公が、会社の方針転換(怖がらせ屋廃止)によって雑務メインの設備チームに配属されるところから物語が始まります。新設された花形部署である、子供の笑い声を集めてエネルギーを作る「笑わせ屋」になりたいタイラーは設備チームの最低限の仕事をおろそかにしつつ、不正とかもしつつ笑わせ屋になろうとする。
みたいなお話で、「メディア部でアイデアを出して面白い企画をやったり、企業にオリジナリティのあるコンテスト提案をしたりしたいなあ」と思っていたのに、システムエンジニア&雑務担当になってしまった私に刺さりそうな雰囲気はかなりあったのです。
が、なぜかタイラーに感情移入できない。最終的にいろいろあってタイラーは設備チームを捨てて笑わせ屋になるのですが、それも「なんかイヤだなぁ~!!」という感じでした。偶然がいろいろ重なって、これからは希望の部署で楽しくお仕事できるね!みたいな感じがすごく「イヤ」でした。(マイクの声優が爆笑問題の田中さんじゃなくなってしまったのもかなりイヤでした)
世の中そんなに甘くはないやろ!そんなにうまくチャンスが回ってくるわけないやろ!キー!!!と思いながら見ていたのですが、楽しめなかったのはひょっとして「妬み」なのかな、と最近ふと思いました。モンスターズ・インク社のみなさん、人間の妬みをエネルギーにするように方針転換することがあれば、ぜひ私の元に来てください。東京タワー一本くらいなら光るくらいのエネルギーになるはずです。🗼
「やりたい仕事をできている人」がこの作品を見て何を思うのかに興味があるので、そういう方がいらっしゃったら是非聞かせてください。
おしまい