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続・学校教育と大喜利

カテゴリ:05_東京タワーの写真で締める


エビスです。このあいだ書いた記事(https://www.koubo.co.jp/editor/?p=24151)の続きです。

何の反響もなくても続編を書いたのは特に他に書くことがなかったからです。

本当は今回分の内容も前回書いてもよかったのですが、ネタが尽きるのを防ぐために二回に分けたのです。

これが今はやり(ということになっている)のSDGsなのかもしれません。

 

 

さて、大喜利で、「~。どんな○○?」みたいなお題はたびたび目にします。

たとえば、「このガソリンスタンド、呪われているのかな。どんなガソリンスタンド?」みたいなことですね。

そういう時にしばしば「~なガソリンスタンド」みたいに答えている人がいます。

たとえば「誰もいないはずなのに『オーライ、オーライ』という声が聞こえるガソリンスタンド」みたいな感じです。

律儀ですね。

 

 

学校の国語の文章題で、「~はどんな気持ちだったでしょうか。」みたいな問題には「~という気持ち。」みたいに答えないと減点されていた気がしますが、それの後遺症かもしれません。

「~とはどんな○○ですか?」に対する答えが「~な○○」というフォーマットに載っていないとすべからく減点って理不尽だなあと思いますが、見当違いの答えを書いちゃうリスクが減るからこう教えていたんでしょう。きっと。こういう公教育嫌いなんだよなぁ

 

そのルールに違和感を持たないまま大人になってしまったということなのか、「誰もいないはずなのに『オーライ、オーライ』という声が聞こえるガソリンスタンド」みたいに答えてしまう人はTwitterで大喜利をやっている人なんかでたまに見かけます。

前回書いたように回答は端的に書くに越したことはないので、「誰もいないはずなのに『オーライ、オーライ』という声が聞こえる」で止めていただきたいものです。

 

ちなみにわたしなら「誰もいないはずなのに『オーライ、オーライ』という声が」や「誰もいないはずなのに『オーライ、オーライ』と聞こえる」みたいな端折り方もします。括弧がついている時点でセリフであることは大体わかるし、「声が」「聞こえる」ことは当たり前すぎて書くまでもないのです。人気番組『プレバト』で夏井先生がしている俳句の添削は大喜利にも役立つ考え方があって面白いです。

 

 

ちなみに、クラブmottomoのメルマガ大喜利や、実はわたしが作ったお題が使われている雑誌の公募ファンクラブの大喜利コーナーでは、わたしがそういう答え方の回答を見たくない、ということもあって、「どんな○○?」で終わるお題を出さないようにしています。

例に挙げたお題でいえば「このガソリンスタンド、呪われているのかな。どんなガソリンスタンド?」ではなく、「このガソリンスタンド、呪われているのかな。どんなの?」「このガソリンスタンド、呪われているのかな。どうしてそう思った?」みたいにしてしまうのです。最近の大喜利イベントでは「呪われているガソリンスタンド」ぐらい簡潔にされることもありますが、さすがに説明不足で何を答えたらいいかわからない人もいると思うので、「呪われているガソリンスタンドの特徴」や「呪われているガソリンスタンドについて教えてください」ぐらいが親切ですね。

回答だけでなく、お題もなるべく冗長にならないように、端的であった方がいいのです。

 

 

こういう話に興味のある人がほぼいないことはわかっているのですが、また書くことがない時には大喜利のことを書こうかと思います。

 

 

🗼≺おしまい

 

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