愛のヴィクトリアン・ジュエリー展 報道内覧会とギャラリートーク
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皆様、お正月は少しはゆっくりできましたでしょうか。
もう学校も始まり、仕事も本格的に始動!と、慌しくなっている頃ですね。
そんな皆様の傍らに、今年も公募ガイドの存在があればとてもうれしいです。
さてさて、(石)は今年第1弾!の取材に勇んで行ってきました
現在、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている、愛のヴィクトリアン・ジュエリー展~華麗なる英国のライフスタイル~の内覧会です
年末からずっと楽しみにしていた同展
他の編集部メンバーは、どうせ石(=ジュエリー)が目的なんでしょう~と呆れ顔
いやいや、ヴィクトリアン時代の文化、アフタヌーンティとか、メイドさんとかも大好き
なんだよ
と力強く反論したら、更に白い目で見られましたよ
さて、私の趣味丸出しな話題は置いておきまして。
イギリスが最も繁栄したといわれる“ヴィクトリア女王”が治めた時代(1837年~1901年)。
同展ではそのヴィクトリア時代のジュエリーを中心とした装飾品、当時の生活様式、女王の結婚式などにまつわる品々が展示されています。
当日は、同展展示品の数多くを提供している、穐葉アンティークジュウリー美術館、館長の穐葉昭江氏によるギャラリートークもありました。
入るとすぐに、ヴィクトリア女王の肖像画が出迎えてくれます。
ヴィクトリア女王は、152cmと小柄で、すこしふっくらとしていて“美人”とはいえない人だったそうですが…私は十分綺麗な方だと思いますけれどね。
手にしているのは、フランス語読みで、ヴィクトリア女王を意味する「ラ・レーヌ・ヴィクトリア」という薔薇
続いて目を見張るような装飾品の展示が続きます。
同じ素材とデザインで作られた揃いのジュエリー、パリュール(ティアラか髪飾り、ネックレス、ブレスレット、ブローチ、イヤリングのセット)。
当時は、ティアラの一部をはずしてブローチに付け替えたり、ネックレスにつけたりと、1つのセットのジュエリーを組み替えてまた違う意匠にして身に着けることをしたそうです。
宝石を並べてその頭文字で英単語をつくり、意味をもたせたリガード装飾も数多く展示してありました。
一番有名な組み合わせは、その名の元にもなった、『ルビー(RUBY)、エメラルド(EMERALD)、ガーネット(GARNET)、アメシスト(AMETHYST)、ルビー(RUBY)、ダイヤモンド(DIAMOND)』
その頭文字をとっていくとREGARD=敬愛や尊敬などを表す言葉になるんです
思いを宝石に込めて贈ってもらえたらうれしいですよね。
特に宝石とか宝石とか宝石とか
他にも小さなシードパール(芥子真珠)を精密に編みこんだジュエリーや、カメオ。虫・象牙・サメの歯・角・鉄を使ったちょっと珍しいジュエリー。
女王が一般へと広めた習慣、白いウェディングドレス、ウェディングケーキ、結婚指輪。
当時のアフタヌーンティて使われた、華麗なる銀器や陶器。
アンティークレース。
モーニングジュエリー(喪に服す時につけるもの)、故人を偲ぶ装飾品。
今は亡きダイアナ妃の指輪など、内容は盛りだくさんで書ききれません。
当時のイギリス文化の力をこれでもか~と見せ付けられた内覧会でした。
愛のヴィクトリアン・ジュエリー展 華麗なる英国のライフスタイル
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:1月2日~2月21日
私と同様、ヴィクトリア文化大好き!という方は、是非会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。(石)