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JFAファーデザインコンテスト2010-2011 取材

カテゴリ:99_ニュース・結果発表


お久しぶりです。(石)です。
むし暑い日が続いていますが、皆様体調は大丈夫でしょうか。
暑さは続きますが、私は相変わらず元気いっぱい。
色々な場所に足を運んでいます。
つい先日は、「JFAファーデザインコンテスト2010-2011」を開催している、日本毛皮協会に行ってきました。
3月に行われた、公開審査と授賞式の様子をこのブログで紹介したので、覚えている方もいらっしゃるのでは?
毛皮素材(+他の素材の使用も可)を使ったデザイン画を募集する同公募。
例年は初冬に募集を行っていたのですが、今年は8月16日~9月10日(必着)へと
応募期間がずっと早くなりました。
そこで、詳細を聞きに主催者の日本毛皮協会へとお邪魔してきたのです。
夏に毛皮?と思われた皆様。
実は11月20日は、毛皮の日=11(いい)20(ファー)なんだそうです。
その日に合わせ、最終審査日を直前の11月18日に変更。
それに伴い、作品の募集時期も早まったのだとか。
デザイン画というと、専門知識を持っていないと難しいかな、とハードルが高く感じていたのですが、
「確かに専門学校の学生さんや、卒業生、アパレル企業に勤めている方からの応募は多いです。
でも小学生からの応募もあるんですよ」

とJFAファーデザインコンテスト事務局の担当者さん談。
fur過去の受賞作品のデザイン画を見てみると分かりやすいのですが、
「こんな作品がいいなぁ」という着色付きのイラストで、
特にディテールや素材などを書き込む必要はないのだとか。
絵が苦手な私でも、描けるかもしれない、と思ってしまいました。
 
「”毛皮…感じる素材”が今年のテーマなのですが、ご自身の自由な発想で考えていただければ。
例えばですけど、お家でごろんっと寝ころんで、毛皮の手触りを楽しめるものとか。
応募はレディースファッションの作品が多いので、メンズの物だと目立つかもしれないですね」

日本で作られる、毛皮を使った製品は「小物」が多く、
洋服など大きな物は海外で作られたものが多いとのこと。
それでは、加工などの「技術の継承」ができなくなってしまう…。
そんな危惧もあり、1次審査を通過した作品は、日本毛皮協会加盟のお店が実際に制作しているのだそうです。
「1次審査通過者した方には、応募作品を実際に制作するための型紙を作っていただくこともあります。
でも型紙から全てお任せで作ることもできるので、どなたでも応募していただけるんですよ。
作品の制作費も、基本的にこちらが全て負担します。」

自分の作品が「実物」としてファッションショー形式で披露されるチャンスでもあるのですね。
「毛皮は”楽しい素材”なので、ぜひ”毛皮で遊んで”いただきたいです。
毛皮というと『高級品』というイメージからか、エレガントな作品が多いのですが、
“かわいい”作品があってもいいと思っているんですよ」

とのことでした。
応募費用として、1作品につき学生は500円、一般は1000円が必要ですが、
グランプリには50万円の賞金、審査員にはあのドン小西さんをはじめ、錚々たるメンバーが揃っています。
募集は8月16日から。詳細は公式サイト、7月9日発売の公募ガイドをご覧ください。
応募したいな、という方は、今からデザイン案を練ってみてはいかがでしょうか。
(石)

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