第2回アガサ・クリスティー賞 授賞式
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10月29日、明治記念館で行われた「第2回アガサ・クリスティー賞」の授賞式に行ってきました。
冒頭、早川書房の早川浩社長が挨拶をしましたが、さすがは海外ものを多く手掛ける早川書房、スピーチも英語でした。
受賞者は公募ガイド11月号の「賞と顔」にも登場した中里友香さん。受賞作の『カンパニュラの銀翼』は傑作と絶賛されていました。文学賞の成否というのはどんな作家を出したかによってはかられるところがあり、その意味では中里友香さんに寄せられる期待には並々ならぬものがあるよう。公募ガイド社としても、近い将来、人気作家となって公募ガイドに帰ってきてくれることを切に願います。
ところで、早川書房では日本人作家の小説を翻訳して世界配信するそうです。これはすごいこと。日本で人気作家になってもただのお金持ちですが、英語圏で人気作家になったら富豪ですね。世界規模で見ると日本語で小説を読むマーケットは非常に小さいということですが、翻訳されるとなると桁が違ってきますからね。
ちなみに第3回アガサ・クリスティー賞は来年1/31締切です。詳しくは発売中の公募ガイド参照!(黒)
▲受賞者の中里友香さん(右)