
正岡子規の俳句は
アートといえる
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
子規さんが法隆寺の近くで
柿を食べていると、
偶然に寺の一画で鐘が鳴る…。
熟れた果実の食感と秋の夕暮れに
響きわたる鐘の音。
17音の織り成す余韻の「あはれ」。
今ここに俳句と画を合わせたアートな
コンテスト。
あなたの画で完成する一絵一句。
ご応募お待ちしています。
株式会社わんおーる

グランプリ
大塚いちお賞

テーブル掛けと福寿草、その何気ない美しさがさらりとしたタッチと、じんわりとした色使いで描かれた魅力的な作品。光のとらえ方、感じ方もデリケートで美しいと思いました。
主催者より
第一回目の募集にも関わらず趣深い作品が多数集まり、大変嬉しく思います。
全審査員の素晴らしい画もご応募の画も、鑑賞者の心を捉えて離しません。
17文字の文学と画の融合、新領域の芸術が百年の年月を経て今ここに誕生しました。
※各賞の設定を変更しております。
募集内容
指定の正岡子規の俳句から1句選択して、
句からイメージした
アート作品を募集します。
応募期間 |
2021.10.8(金)~ 2022.1.16(日) |
---|---|
応募資格 |
プロ・アマ問わず国内居住者。
※未成年者の応募には保護者の同意が必要。 |
作品例
賞
特別審査員賞
大塚いちお賞(1点)
10万円

- 審査員
- 大塚いちお
1968年新潟県上越市生まれ。アートディレクターとして、NHK Eテレ「みいつけた!」などの番組全体のデザインに携わる。イラストレーターとしては、NHK 連続テレビ小説「半分、青い。」オープニング映像のイラストを担当。子供から大人まで幅広い層に支持され、イラストからデザイン、空間、キャラクターや衣装、ユニフォームまでこなす多種多様なクリエーションは業界内でも唯一無二の存在である。東京造形大学特任教授。
http://ichiootsuka.com/
審査員も一絵一句
- 作品タイトル
- 赤き林檎と青き林檎

子規の作品は、素直で、
気取らず淡々としていて、
その様子は時代が変わっても
同じようなシーンに
あてはまるものが多いと感じました。
なので、現代に詠まれたとしても
合うような絵を
描きたいと思いました。
タニシ賞(1点)
5万円
- 審査員
- 株式会社タニシ企画印刷
審査員も一絵一句
- 作品タイトル
- かぐや姫

この俳句から、かぐや姫の物語を
思い出し、月を想うかぐや姫の姿を
イメージして描きました。
たぬき賞(1点)
5万円
- 審査員
- たぬきデザイン 青木(デザイナー)
審査員も一絵一句
- 作品タイトル
- 花見団子

俳句の持つ空気感や、
詠まれている情景を
イラストと自由なレイアウトで
補足するイメージで
制作いたしました。
海月賞(1点)
5万円
- 審査員
- 海月惑星
(デジタルコンテンツディレクター)
審査員も一絵一句
- 作品タイトル
- Tokyo

俳句から感じた、
時が経てば
移ろい変わるものとして街並み、
対して、変わらないものとして
富士山と、
君への想いとして
「小さな手紙」を描きました。
応募はこちら
募集は終了しました。
対象俳句
下記の正岡子規の俳句の中から
一つ選び、絵を描いてください。
春
- 古池にちりこむ梅かな椿かな
- ほろほろとひとりこぼるゝ桜哉
- 江戸入りや花の中行く大鳥毛
- 昔絵の春や弁慶藤娘
- 雛祭る節供になりて春の雪
夏
- 夏山の雲むらむらと起りけり
- 限りなく鉄道長き夏野哉
- 時鳥八百八町鳴渡る
秋
- 明月や山かけのぼる白うさぎ
- 川一つ處々のもみぢ哉
- 草の花少しありけば道後なり
- 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
冬
- 雪の野にところところの藁屋哉
- 善く笑ふ夫婦ぐらしや冬籠
- 里昂製のテーブル掛や福壽草
応募要項
応募方法
応募フォームよりご応募ください。
全15句の中から1句選択し、タイトル、作品コメントを記入してください。
※選択した俳句の画中への描きこみ有無は問いません。
画中に描きこまない場合、掲載する際には作品の下に俳句を掲示いたします。
規定
- ・データは10MB以内(ファイル形式はjpeg、png、pdf)
- ・作品はA4サイズ。
- ・素材、画材、技法自由。デジタル作品も可。
- ・手書きの場合は作品をスキャンして、上記のファイル形式で応募。
- ・応募は1人2点まで。
発表
2022年2月下旬
ホームページで結果発表予定
注意事項
複数点応募された場合でも、入賞は1点のみとさせていただきます。
詳しくは応募規約をご覧ください。
お問い合わせ
一絵一句コンテスト事務局
oneall@koubo.co.jp
応募はこちら募集は終了しました。