あの人に聞いてみたい

「あの人に聞いてみたい」は「月刊公募ガイド」の特集でご登場いただく作家の方に、創作について質問することができるコーナーです。毎月公募ガイドONLINE上で質問を募集します。

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直木賞受賞作家せきしろさんに「小説の書き方」について聞きました。

せきしろさん

直木賞受賞作家せきしろさんに「小説の書き方」について聞きました。

せきしろ さん プロフィール

1970年、北海道生まれ。俳人。コラムニスト。著書に、又吉直樹との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』のほか、『たとえる技術』、小説『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『海辺の週刊大衆』など多数。

第3回は公募ガイド6月号の特集「才能をお金に換えよう!」のSPECIAL INTERVIEWにご登場いただいた俳人のせきしろさんです。
取材に先立ち、せきしろさんへのご質問を募集しました。ご応募いただいた皆さん、ありがとうございます。
皆さまからいただいたご質問から3つ選び、せきしろさんに回答してもらいました。

皆さんから寄せられた質問はこちら

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「まさかジープで来るとは」「カキフライが無いなら来なかった」この2冊が大好きで、とってもとっても面白かったです。元気がないときに読んで、力をもらっていました。何度も助けられています。ありがとうございます。
質問です。私は、私が面白いと思ったことを人に伝えるのが下手なようで、「これは面白い!」と自信を持って人に伝えてもなかなか分かってもらえません。しゃべる言葉では何とかなっても、文章ではなかなかうまくいきません。
伝え方や書き方が悪いのかなぁと思うのですが、自分が思った面白いことをほかに人に伝えるコツはありますか? 特に文章で伝えるときのコツが知りたいです。

三崎もより さん

せきしろさんからの回答

僕はパソコンやスマホで書いたものを一度プリントして、別の場所に持って行って、そこで落ち着いて読んで、必要があれは直して、家に帰ってその直しでおもしろければ清書します。
また読み直す時は時間をできるだけあけます。可能ならば音読もします。
それがコツなのかどうなのかわかりませんが、とにかく不安なのでやってます。
まあ、ここまでやる必要はないですが、僕が気をつけているところはリズムで、自分の心地よいリズムを見つければきっと伝わるようになります。

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せきしろさんにとって、「面白い!」と「面白くない」の違い・境界線とは何だと思いますか?私は、普遍的な真実味があるかないか、などです。

石倉久子 さん

せきしろさんからの回答

僕がおもしろいと思っていることは万人受けしないことはわかっているので、境界線を引くと大変なことになりそうですが、結局パーソナルな部分というか、作者の人となりが見えてくるものがおもしろいです。
それが普遍的な真実味なのかなとも思います。

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私も自分の本を出したいと思っていますが、私は自分に自信がなく、売り込みなんてとてもできません。
せきしろさんは、どのようにして本の出版の売り込みをしたんですか。 誰に、どのように話したのですか。

あるか さん

せきしろさんからの回答

売り込みは一度しかしたことなくて、そのときは知ってる編集者のいる出版社に行きました。
僕は説明するのが下手なので、企画書と作品を持って行って読んでもらい、断られ続けたのを覚えています。
結構一蹴されることも多くて「この編集者は絶対に許さない」と思ったものです。
売り込みに行って結果はどうであれ、そのエピソードを書いたり、話の種にすることができたりするわけですから、そのためだけに行ってみるのも良いと思います。

公募ガイド6月号

公募ガイド6月号では、せきしろさんに才能をお金に換えるため必要なスキルなどについて伺っています。

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公募ガイド2018年6月号
特集 「才能をお金に換えよう!」

5月9日発売/定価630円