あの人に聞いてみたい

「あの人に聞いてみたい」は「月刊公募ガイド」の特集でご登場いただく作家の方に、創作について質問することができるコーナーです。毎月公募ガイドONLINE上で質問を募集します。

小説家島田雅彦さんに「エッセイを書くコツ」について聞きました。

島田雅彦さん

島田 雅彦 さん プロフィール

1961年生まれ。東京外国語大学卒。83年、『海燕』に掲載された『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。同作を含め、6度芥川賞の候補になる。ほか、『僕は模造人間』『彼岸先生』など著書多数。2003年から03年からは法政大学国際文化学部教授。10年下半期から芥川賞選考委員。

第6回は公募ガイド9月号の特集「添削で学ぶエッセイ講座」のSPECIAL INTERVIEWにご登場いただいた小説家の島田雅彦さんです。
取材に先立ち、島田雅彦さんへのご質問を募集しました。ご応募いただいた皆さん、ありがとうございます。
皆さまからいただいたご質問から3つ選び、島田雅彦さんに回答してもらいました。

皆さんから寄せられた質問はこちら

質問アイコン

こういう文章はよくないという例はありますか。

島田雅彦さんからの回答

人は放っておくと、自堕落な私(わたくし)語りに陥る。「ムカついた」で終わるようなね。トランプのツイッターじゃあるまいし。トランプ大統領のツイッターなんていうのは、悪い見本の典型みたいなもので。要するに、大統領のくせにマウンティングばかりしているでしょ。そんなもの、誰が読みたいんだということですね。

質問アイコン

デビューのきっかけは、持ち込みだったそうですね。

島田雅彦さんからの回答

福武書店(現ベネッセ)が発行していた文芸誌『海燕』に持ち込みました。持ち込みをしたのは、大学の卒業が近く、急いでいたからです。『海燕』にしたのは後発の文芸誌で、新人がいなから新人に飢えているだろうと思ったからです。知人に出版社の人がいて、相談に行ったところ、その場で『海燕』編集部に電話してくれ、「〇月〇日に来いって」と言われ、持ち込みをしました。

質問アイコン

芥川賞の選考委員をされていますが、昔と比べて純文学は変わっていますか。

島田雅彦さんからの回答

純文学とそうでないものとは、画然と隔てるものがあると思います。といって、純文学がエンターテインメントへの努力をしなくていいということにはならない。エンターテインメントはどんな作家であっても当然やらなければならないサービスの1つですね。

公募ガイド9月号

公募ガイド9月号では、島田雅彦さんにエッセイを書くコツを伺っています。

詳しくはこちら

公募ガイド2018年9月号
特集 「添削で学ぶエッセイ講座」

8月9日発売/定価630円