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特集 冬号特集「評価に振り回されない」ちょっと出し!

  • 文芸

2023.01.06

特集 冬号特集「評価に振り回されない」ちょっと出し!

イラスト:まつむらあきひろ

担当編集より

◆◆◆

悪い評価をもらえば落ち込むし、よい評価をもらえば似た作品を作ってしまう。
創作をする上で、評価を気にするのはよくあることですよね。公募ガイド冬号の特集では、評価について小説家や精神科医、公募ガイドユーザーさまなど幅広い分野の方たちに取材しました。今年は評価に振り回されず、作りたいものを思う存分制作していきましょう!

冬号

スペシャルインタビュー

「評価」について、
 どう考えるか。
 どう向き合うか。

白岩玄

白岩 玄

Shiraiwa Gen

評価される怖さを超える
「書きたいもの」を見つける

『プリテンド・ファーザー』を刊行した白岩玄さん。初めて書いた小説、『野ブタ。をプロデュース』で高い評価を受けてデビューしましたが、2作目を出すまでに5年かかったそうです。白岩さんは当時を振り返り、「高い評価を得たからこそ、似たような作品にしたくなかった」と語ります。評価に振り回されずに書くコツを伺いました。

神永 学

Kaminaga Manabu

落選を繰り返し、書くことが
好きだと知った。

神永学

『心霊探偵八雲』シリーズなど、全著作の累計が1000万部を突破する人気作家・神永学さん。しかしそのデビューは順風満帆ではなく、実は一度も新人賞をとったことがないそう。「誰かに合わせる努力より、突き抜ける努力をしたほうがいい」と語る神永さんに、評価を受けても書き続ける秘訣について取材しました。

鈴木輝一郎

鈴木輝一郎

Suzuki Kiichirou

アマチュアが下手なのは
当たり前、現在の実力と将来性を
混同しないこと

鈴木輝一郎

Suzuki Kiichirou

アマチュアが下手なのは
当たり前、現在の実力と将来性を
混同しないこと

実力を知るためにも応募したいところですが、落選という結果を突きつけられるのも怖い。鈴木輝一郎さんはこれに対し、「書き上げたときに舞い上がりすぎない、評価が決まったときに落ち込みすぎないことが大事」「現在の実力と将来性を混同しないこと」と言います。結果をどう受け止めればいいか、プロの考えを伺いました。

スペシャルコンテンツ




遅咲きの成功者の実例遅咲きの成功者の実例

ゴッホやカフカは、死後、評価されました。佐伯泰英や、やなせたかしは高齢者になってから大活躍しました。ほか、松本清張、葉室麟、若竹千佐子らを取り上げ、なぜ若いうちに芽がでなかったのか、遅咲きながらなぜ咲けたのかについて考察しました。

公募ガイドユーザー座談会公募ガイドユーザー座談会

日ごろから創作に励む公募ガイドユーザーさん4人とオンライン座談会を実施。評価に対する考え方や、作り続けるコツなどについて赤裸々に語り合っていただきました。

評価とどう向き合うか評価とどう向き合うか

創作のことがわかり、自分を傷つける
意思のない信頼できる友人がカギ

評価は励みにもなれば、だめ出しされたような気にさせる怖い存在です。この問題をどう乗り越えるか。精神科医の名越康文先生は、「創作のことがわかり、自分を傷つける意思のない信頼できる友人」が重要と言います。今回は名越先生に、評価とどう向き合えばいいかと、新年に向けてモチベーションの上げ方についてお聞きしました。

創作のことがわかり、自分を傷つける
意思のない信頼できる友人がカギ

評価は励みにもなれば、だめ出しされたような気にさせる怖い存在です。この問題をどう乗り越えるか。精神科医の名越康文先生は、「創作のことがわかり、自分を傷つける意思のない信頼できる友人」が重要と言います。今回は名越先生に、評価とどう向き合えばいいかと、新年に向けてモチベーションの上げ方についてお聞きしました。

名越康文

名越康文

公募ガイド2023年冬月号
公募ガイド 2023年冬号
2023年1月7日発売/定価780円
【特集】評価に振り回されない
【INTERVIEW】小説家 白岩玄
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