巻頭INTERVIEW 番外編

  • 文芸

2019.03.08

 巻頭INTERVIEW 番外編

撮影:古本麻由未

巻頭INTERVIEW 番外編


氏田雄介(企画作家)
1989年生まれ、愛知県出身。 早稲田大学を卒業後、面白法人カヤックに入社。「あたりまえポエム」「54字の物語」「ツッコミかるた」「ブレストカード」などWEBやゲームでヒットを連発。2018年、株式会社考え中を設立し、企画作家として独立した。
4月号の巻頭インタビュー「YELL」では、企画作家の氏田雄介さんにご登場いただきました。その番外編をお届けします。
 
 
「あたりまえ新書」に腹筋崩壊!

氏くんこと氏田雄介さんのことを知ったのは、「あたりまえ新書」が最初でした。
新書にはいかにも新書っぽい言いまわしのタイトルがありますが、「あたりまえ新書」はそれをパロティーにしたもの。

「人は90%が9割」
「高齢化する老人たち」
「アンパンマンは『ン』が5割」

もう腹筋崩壊!
なんて面白いのだろうと、噴き出しそうでした。
しかし、そこは電車の中(スマホで見ていた)。
声を出して笑うわけにもいかず、もう悶絶でした。

続いて、「あたりまえポエム」を知りました。
その昔、谷村新司の「昴」を聞いて、
「目を閉じて、何も見えず」って、そりゃ、そうだろ!
と言った人がいましたが、歌詞やポエムにはそういうところ、あるよね。

「君のつくったカレーは、スパイスの香りがした」
「目が乾くと何故か、涙が止まらないんだ」
「君が嬉しいと、あなたも嬉しい」

ぶわっはっはっ!
「君」と「あなた」は同一人物だよ!
これも大爆笑だった。

 
「#人生は何にでもたとえられる」連載開始

こんな面白いことを考える「氏くん」って、どんな人だろう。
これがきっかけとなり、今回の連載につながりました。

連載の依頼をするときは、普通はこちらから案を提示するのですが、
変な案を出すくらいならと、思いきって丸投げしてみました。
「どんな連載をするのかも含め、アイデアを貸してほしい」と。

2週間後、氏田さんから、「いいアイデアを思いつきました」と連絡がありました。
それが「#人生は何にでもたとえられる」。
公募ガイドっぽい硬さがありながら、たとえの面白さも出せる。
まさに絶妙と言えるアイデアですね。

氏田さんの原点は、「爆笑問題」や「くりぃむしちゅー」のラジオだったそうです。
面白さを見つける嗅覚は、はがき職人から来ているんですね。
ただ、氏田さんはネタを作る作者にはならず、枠組みを作る企画作家になりました。
どちらかというとプロデューサー気質なのかもしれませんね。

「#人生は何にでもたとえられる」という枠組みができました。
これは、たとえの面白さを追求するコーナーです。
皆さんもたとえマニアになってください。

ちなみに応募はこちらからできます。
https://www.koubo.co.jp/ujiqn/

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(PHP研究所・1000円+税)
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