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優しい社会をつくるために「アートパラ深川大賞2022」

2022.06.17

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭実行委員会が主催する「2022アートパラ深川大賞」では、社会生活において何らかの障がいのある方から美術作品を募集しています。締切は2022年7月11日。入賞作品は、「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」で展示されます。

本公募は、障がいのあるアーティストが描く入賞作品の魅力と価値を社会に伝えるだけでなく、彼らの作品を展示販売することで自立支援も目指しています。アートの力で人々を引き寄せ、おしゃべりを楽しみ、お互いを認め合い、そして支え合う。本公募と本芸術祭は、「共に生きる」インクルーシブな社会づくりを目指しているといいます。

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭とは?

2022年10月15日〜23日の9日間、障がいのあるアーティストの作品で東京・江東区深川エリアの街全体が美術館になります。それが「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」。地元の有志が企画と運営を行い、多くのボランティアの力を借りながら開催される市民芸術祭です。

本芸術祭は2020年に初めて開催され、2021年には延べ9万3,000人が来場しました。3回目となる今回は、富岡八幡宮、深川不動尊を拠点とした門前仲町、カフェとアートの街として人気を集めている清澄白河、そして深川発祥の地である森下の3拠点で開催されます。また、新興エリアである豊洲では、9月16日〜19日の4日間、「アートパラin豊洲」も開催されます。ここで、昨年の本芸術祭の様子をご紹介します。

 

江東区内の障がい者施設利用者等による「みんなのアート絵馬神輿」

 

清澄庭園に設置の街なかアート

 

深川不動尊参道に設置の街なかアート

 

深川七福神に設置の街なかアート

 

清澄庭園内の「大正記念館」設置の
假屋崎省吾氏の生け花と2020年度入賞作品

 

アートパラ深川大賞2022を主催するアートパラ深川おしゃべりな芸術祭実行委員会で広報を担当する大柳さんは、こう語ります。

「パラリンピックの開催では、テレビ局がパラアスリートの競技の模様を昼間の時間帯に放映するなど、たくさんの方が障がい者の存在を目にする大きな機会となりました。そして、障がいの有無に関わらず、各々の特性を生かしたすばらしいパフォーマンスにたくさんの感動が生まれました。しかし、イベントが終了すると次第にその関心事は薄れてしまいがちです。本当の意味でのインクルーシブな社会とは、こうしたことをきっかけに障がい者に目を向け、関心を持つことがスタートだと考えます。

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭では、障がいがあっても、アートという自己表現によって人々の心を豊かにできる機会を提供しています。社会全体で、心身ともに障がいのある人たちとのコミュニケーションを図ることで、多くの障がいのない人たちがこのことについて理解を深め、それが、障がいのない人にとっても生きやすい社会にもつながると考えます。今、何ひとつ不自由のない生活を送っている方でも、年齢を重ねれば不自由になります。そんな時、安心して頼れる、サポートを受けられる社会であって欲しい。私はそんな共生社会の実現を目指して活動に参加しております。」

 

公募展入選作品展示(2021年度)
(上)深川江戸資料館B1レクホール(下)EARTH+GALLERY

 

障がい者の自立をサポートするという本公募では、入賞した作品が本芸術祭で同時開催される「アートパラ・マーケット・フェア(AMF)」で展示販売されます。販売収入はアーティストに100%還元され、障がいのある人たちの自立支援につなげられていきます。

前回大賞作品は、一瞬で心を奪われる繊細な作品

前回大賞作品「♥鳥達と、ネコ達♥」南部たき氏

 

とても繊細なタッチで鳥と猫が描かれた作品です。寒色の青をベースとしているにもかかわらず、優しくあたたかさが感じられるところも、見る人を一瞬で惹きつけてしまう力があります。

 

 

「アートパラ深川大賞2022」の審査員を務めるのは、各界のスペシャリストです。本年は、委員長に作家の林真理子氏、本芸術祭スペシャルアドバイザーであるデザイナーのコシノジュンコ氏、華道家の假屋崎省吾氏、障がい者アートに精通するアートコンサルタントの杉本志乃氏、そして、障がいのあるアーティストの支援・啓発に長年従事するアーティストの中津川浩章氏の5名で審査が行われます。

3回目の開催となる本公募には、どのような作品が集まるのでしょうか? あなたも本公募に応募し、だれもが生きやすい優しい社会づくりと自立のきっかけをつくっていきませんか?

 

アートパラ深川大賞2022

●賞:大賞1点=50万円
●締切:2022年7月11日(月)


いろは
毎日、ワクワクする。そんな公募情報で、みんなの“いつも”を底上げしたいライター。ASD・ADHD・LDの子ども2人と、たくさんの人に支えられながら今日を生きている。


出典:https://artpara-fukagawa.tokyo/

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