時代を詠み込む

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2019.04.12

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

新元号が決まりましたね!
新しいものにはいつの時代も期待が高まるものです。

最近、ヤングビーナス薬品工業株式会社が主催している第9回お風呂川柳で優秀賞をいただきました。

その句は元号を題材にしたのです。
入賞句はこちら

平成の 次も変わらぬ 風呂の良さ
 

募集期間中は、新元号が決まっていなかったので、「平成の次」という表現をしました。
変化する時代の中でも、変わらないものの良さがある。
そんな思いが込められています。

今回は元号について詠みましたが、実は私は時事ネタに苦手意識があります。
ニュースや流行には疎いほうだからです。

それでも本当は挑戦するべきだと思っています。
流行語や社会風刺を取り入れた作品は、新鮮な印象がありますよね。
さらに、主催者側にとってはこれまでの入選句と似た作品が避けられるということもあり、時事ネタが盛り込まれたものを上位に取り上げる公募も多くあります。
今回の入賞はみんなが気になっているワードをネタにしたことが、良かった点かもしれません。

川柳では特に、今後しばらく元号ネタが多くあるでしょう。
同じワードを使いながらも、ほかの作品とどのように差をつけていくかは、オリジナリティにかかっていると思います。
様々な公募の結果を見ていると、やはり人間性が出ている作品は上位に入賞しているように感じます。
個人的な意見ですが「いいな~」と思う作品は、うまい下手よりもその人の人間らしさが映し出されています。

苦手意識のある時事ネタですが、それに加えていかに「自分らしさ」を出していけるかが、私の今後の目標です。
例えば、子育て中の私なら親の気持ちであったり、北国育ちや上京した人の気持ちも詠めるでしょう。
いろいろな方向から自分の経験をフルに活かし、それにプラスして旬のワードを入れていければベストだなと思っています。
新しい時代がくるということもあり、ここでまたなにかひとつ目標を立ててみるのもいいかもしれません。

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