憧れを形に

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2019.07.12

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

ある日、自宅に頼んでいないはずの雑誌が届きました。
分厚いその雑誌は「家庭画報8月号」。
ネットで間違えて買ったのかな?と不思議に思いましたがめくってみると、なんと私の作品が載っていました!
家庭画報では杉山昌善先生が毎回選者となって、「家族」をテーマに川柳を募集しています。
何度か投稿したことがありましたが、掲載は今回が初めてです。
杉山先生は川柳の本も多く出版しており、いくつか読ませていただきましたが、わかりやすく基本を教えてくださり参考になっています。
そんな密かに師匠と思っている方から選んでいただき嬉しくなりました。
作品はこちら

「似顔絵はちょっと良く描く子の配慮」

娘はいつも、私の似顔絵を描くときには必ず笑顔で、実物よりもかわいく描いてくれます。
その絵からは、よさげに描いてくれる気遣いや、母にはこうであって欲しいという理想など、娘の様々な思いが感じられます。
杉山先生も同じような体験をなさったことがあったようで、共感を得たことが、選ばれた理由の一つではないかと思っています。

家庭画報という雑誌は、言うまでもなく歴史あるハイカルチャーな婦人雑誌です。
3200円のかき氷が、当たり前に掲載されているような雑誌で、200円のアイスクリームを買うことさえ悩む私は、恐れ多くて一度閉じてしまいました。
しかし母に話すと「私もたまに家庭画報を読んでるのよ。なりたいものってね、見ているうちに近づいてくるものだから」と言っていました。
これには少し真実味があります。
確かに母は昔より、家庭画報チックになっているような気がするのです。
母の言葉を聞いて、私は家庭画報を直視できるようになり、いつかこのような世界に少しでも近づけたらなあと、楽しい気持ちで読めるようになりました。

これは公募でも、同じではないかと思います。
今は手の届かない夢のように大きな賞も、自分とは全く切り離してしまわないこと。
いつかそこに行きつけると、疑わずに追い求めることが大切なのではないでしょうか。
それは、身の程知らずとは呼ばないと思います。
むしろ、かっこいいですよね!

バックナンバー

2019年10月4日 公募をする理由
2019年9月13日 連想ゲーム
2019年8月26日 抽選か審査か
2019年8月2日 俳句に挑戦
2019年7月12日 憧れを形に
2019年6月21日 公募仲間
2019年6月3日 ゴーストレート
2019年5月10日 わかってもらうには
2019年4月12日 時代を詠み込む
2019年3月22日 投稿し続ける意味
2019年3月1日 祖母の教え
2019年2月8日 ルーツをたどる
2019年1月18日 ペンネームどうしますか?
2018年12月27日 公募ママへの思い
2018年12月7日 NHK短歌!
2018年11月16日 賞を深掘り!「響」文学賞
2018年10月26日 「小さな助け合い物語賞」表彰式へ!
2018年10月9日 フィクション?ノンフィクション?
2018年9月14日 どこに入っているの?
2018年8月24日 絵っ!?のレベル
2018年8月3日 大人も絵本を
2018年7月13日 締め切り対策
2018年6月22日 公募三種の神器
2018年5月22日 賞を深掘り! 各務原市文芸祭
2018年5月2日 賞を深掘り!「たった一言でコンテスト」
2018年4月13日 やってみる
2018年3月23日 はじまり
2018年3月2日 外からの目
2018年2月9日 エッセイのテーマ
2018年1月19日 今年の目標
2017年12月22日 感謝
2017年12月1日 手紙
2017年11月9日 チャンスの大きい公募
2017年10月13日 「自由」を楽しむ
2017年9月22日 公募を始めたての頃
2017年9月8日 語尾の大切さ
2017年8月25日 はじめに