連想ゲーム

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2019.09.13

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

先日、亀井工業ホールディングス株式会社が主催する「湯快爽快Web川柳」で月間賞をいただきました。
今回のテーマは「大きなお世話」。
ただ、温泉を運営している会社が行っている公募なので、月ごとのテーマはありますが毎回「温泉」を大前提にしているのです。
つまり、「温泉」と「大きなお世話」の二重テーマを考慮した川柳が求められます。

実際に利用したことはまだないのですが「下駄履きでいける湯治場」というキャッチコピーをホームページ上で拝見し、気軽に利用できる場所だと感じました。
そのためか、過去の作品を見ても、文学的な作品よりも、ユニークで親しみやすい作品が多く、少し砕けた印象の句にするよう心がけました。

「湯で歌い 歌詞のちがいを 指摘され」

今回は友人と温泉に行った時のことを詠みました。
湯に入りリラックスすると、歌が自然と口から出ることは誰にでも経験はあるのではないでしょうか。
「歌詞ちがうよ」と言われるとムッとしますが、「じゃあ歌ってみてよ」と、お互いああじゃないこうじゃないと歌い合う時間も、意外と楽しいものだったと思い出して句にしました。

このように、しっかりと自分の経験したエピソードを思い浮かべ、ひとつの場面を切り取って読む句は、想像よりもリアルで伝わりやすいと思います。

全くのゼロから詠むのに詰まったときには、私は連想ゲームのようにします。
「温泉」と言えば私は「一人で行かない」。
じゃあ「誰と行く」か。
「友人」であればその中でも、温泉に行くくらいだから裸の付き合いができるような「気の置けない人」か。
その人とのエピソードで何かないかな。
など、発想はあちらこちらに枝を広げることができます。
まったく何も思い浮かばない、という時はそのように紙に連想を書き出していくのも愉しい創作方法かもしれません。

この月間賞はコメントも掲載してくださり、選評もしっかりしてくださる嬉しい公募の一つです。
賞品として、オリジナルメモ帳と、共通入館招待券をいただきました。
きっと利用させていただいた際にはここでも、鼻唄を歌うことになりそうです。

バックナンバー

2019年10月4日 公募をする理由
2019年9月13日 連想ゲーム
2019年8月26日 抽選か審査か
2019年8月2日 俳句に挑戦
2019年7月12日 憧れを形に
2019年6月21日 公募仲間
2019年6月3日 ゴーストレート
2019年5月10日 わかってもらうには
2019年4月12日 時代を詠み込む
2019年3月22日 投稿し続ける意味
2019年3月1日 祖母の教え
2019年2月8日 ルーツをたどる
2019年1月18日 ペンネームどうしますか?
2018年12月27日 公募ママへの思い
2018年12月7日 NHK短歌!
2018年11月16日 賞を深掘り!「響」文学賞
2018年10月26日 「小さな助け合い物語賞」表彰式へ!
2018年10月9日 フィクション?ノンフィクション?
2018年9月14日 どこに入っているの?
2018年8月24日 絵っ!?のレベル
2018年8月3日 大人も絵本を
2018年7月13日 締め切り対策
2018年6月22日 公募三種の神器
2018年5月22日 賞を深掘り! 各務原市文芸祭
2018年5月2日 賞を深掘り!「たった一言でコンテスト」
2018年4月13日 やってみる
2018年3月23日 はじまり
2018年3月2日 外からの目
2018年2月9日 エッセイのテーマ
2018年1月19日 今年の目標
2017年12月22日 感謝
2017年12月1日 手紙
2017年11月9日 チャンスの大きい公募
2017年10月13日 「自由」を楽しむ
2017年9月22日 公募を始めたての頃
2017年9月8日 語尾の大切さ
2017年8月25日 はじめに