公募の入口

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2019.10.25

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

先日、公募関係でテレビのお話をいただき、力不足は承知の上で出演させていただきました!
内容は、公募の紹介と、芸能人の方々の考えた川柳の添削。

お話をいただいた時は、自分にできることなのか本当に悩みました。
私は評論家ではなく「プレイヤー」であると自覚していたので、誰かの作品に意見するなど恐れ多くてできないと思ったのです。

それに「公募」と一口に言っても、様々な側面があります。
今回は「賞金が稼げる!」と紹介する番組だったため、真剣に文学に取り組まれている方や、長年公募を趣味とされている方に「公募ってそれだけじゃないんだけどな」と残念に思われないかという、懸念もありました。

しかし、番組の方と丁寧な打ち合わせをしていくうちに、公募の楽しさを気軽に知ってもらえる入り口になれたらいいな、という考えに変わっていったのです。
公募は真剣に続ける人がいてもいい、興味を持ったから少しやってみる人がいてもいい。
どのようなタイプの人も受け入れることができる雑誌が、公募ガイドなのではないかと思うのです。

撮影では、さすがプロの方々は面白おかしく話を盛り上げてくださり、不慣れな私でもいろいろと話をさせていただくことができました。
出されたお題に次々とアイディアが浮かぶ姿を見て、芸能人の方々は公募に向いているのではないかと思えたほどです。
毎日、鋭い質問に答え続ける環境にいる方は、公募脳を鍛えられるのかもしれません。

今回の撮影は、私にとって貴重な経験となりました。
普段接することのできない方々と触れ合うことは、大変刺激になります。
初めての経験は、これまでにない新しい感情やひらめきを生むので「迷った時はやるに限る!」と思いました。

何か思い切ったことをやる時には、必ずと言っていいほど自分自身の葛藤や、周囲の賛否両論があるでしょう。
それでも、実際に飛び込んでみると悩んだ以上に得るものが多く、なにより楽しい。
それは人生にも公募にもいい影響を及ぼしてくれるのではないでしょうか。

バックナンバー

2019年11月18日 「進行形」の力
2019年10月25日 公募の入口
2019年10月4日 公募をする理由
2019年9月13日 連想ゲーム
2019年8月26日 抽選か審査か
2019年8月2日 俳句に挑戦
2019年7月12日 憧れを形に
2019年6月21日 公募仲間
2019年6月3日 ゴーストレート
2019年5月10日 わかってもらうには
2019年4月12日 時代を詠み込む
2019年3月22日 投稿し続ける意味
2019年3月1日 祖母の教え
2019年2月8日 ルーツをたどる
2019年1月18日 ペンネームどうしますか?
2018年12月27日 公募ママへの思い
2018年12月7日 NHK短歌!
2018年11月16日 賞を深掘り!「響」文学賞
2018年10月26日 「小さな助け合い物語賞」表彰式へ!
2018年10月9日 フィクション?ノンフィクション?
2018年9月14日 どこに入っているの?
2018年8月24日 絵っ!?のレベル
2018年8月3日 大人も絵本を
2018年7月13日 締め切り対策
2018年6月22日 公募三種の神器
2018年5月22日 賞を深掘り! 各務原市文芸祭
2018年5月2日 賞を深掘り!「たった一言でコンテスト」
2018年4月13日 やってみる
2018年3月23日 はじまり
2018年3月2日 外からの目
2018年2月9日 エッセイのテーマ
2018年1月19日 今年の目標
2017年12月22日 感謝
2017年12月1日 手紙
2017年11月9日 チャンスの大きい公募
2017年10月13日 「自由」を楽しむ
2017年9月22日 公募を始めたての頃
2017年9月8日 語尾の大切さ
2017年8月25日 はじめに