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2020.04.10

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

株式会社おつうじ屋が主催する第13回お通じ川柳で、準グランプリをいただきました。

お題は「お通じ、便秘にまつわる爆笑・悲哀・感動」。
応募作品の中から5句をスタッフの方々が選出した後、一般投票で賞が決まります。

入選した作品がこちら

「令和」だとトイレで知ったスマホ族

この川柳を書くきっかけが、実はふたつありました。

ひとつは、住宅展示場のトイレコーナーで、営業の方から流暢なセールストークを聞いた時のことです。
「このトイレットぺーパーホルダーは棚がついいているのでスマホも置けますよ」
私はこの言葉にハッとしました。
「現代人はトイレにスマホを持っていくことが当たり前な世の中になったのか」
ということに。

もうひとつのきっかけは新元号の発表日のこと。
その日、私は用事があって出かけており、駅のエレベーターに乗っていました。
「元号何になったかな」
と足早に帰って自宅でニュースを見ようと思ったその時、同乗していた奥様方が言ったのです。
「レイワなのねえ」
私は、予想外なシチュエーションで重要事項を聞いてしまったのです。

その時、望んではいなかったところで起こるささやかな事件にコミカルさを感じました。
今回の一句は、「スマホをトイレにもっていくこと」と「不意に知ってしまったこと」のふたつの経験をミックスして詠んだのです。

ありのままを詠むこともありますが、掛け合わせることで生まれる楽しさもあります。
今回は応募数に制限がなかったので、違うタイプの作品を10句投稿しました。
応募数が無制限の場合はチャンスと思って、様々な挑戦をしてみるのもよいのではないでしょうか。

バックナンバー

2020年6月12日 公募の輪
2020年5月22日 インタビュー後記
2020年5月1日 あるもの
2020年4月10日 掛け合わせ
2020年3月23日 トレーニング
2020年2月28日 わたしのこと
2020年2月8日 自分らしさ
2020年1月17日 インプットする
2019年12月28日 時には真面目に
2019年12月6日 見て書く
2019年11月18日 「進行形」の力
2019年10月25日 公募の入口
2019年10月4日 公募をする理由
2019年9月13日 連想ゲーム
2019年8月26日 抽選か審査か
2019年8月2日 俳句に挑戦
2019年7月12日 憧れを形に
2019年6月21日 公募仲間
2019年6月3日 ゴーストレート
2019年5月10日 わかってもらうには
2019年4月12日 時代を詠み込む
2019年3月22日 投稿し続ける意味
2019年3月1日 祖母の教え
2019年2月8日 ルーツをたどる
2019年1月18日 ペンネームどうしますか?
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2018年11月16日 賞を深掘り!「響」文学賞
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2018年10月9日 フィクション?ノンフィクション?
2018年9月14日 どこに入っているの?
2018年8月24日 絵っ!?のレベル
2018年8月3日 大人も絵本を
2018年7月13日 締め切り対策
2018年6月22日 公募三種の神器
2018年5月22日 賞を深掘り! 各務原市文芸祭
2018年5月2日 賞を深掘り!「たった一言でコンテスト」
2018年4月13日 やってみる
2018年3月23日 はじまり
2018年3月2日 外からの目
2018年2月9日 エッセイのテーマ
2018年1月19日 今年の目標
2017年12月22日 感謝
2017年12月1日 手紙
2017年11月9日 チャンスの大きい公募
2017年10月13日 「自由」を楽しむ
2017年9月22日 公募を始めたての頃
2017年9月8日 語尾の大切さ
2017年8月25日 はじめに