第17回オンキヨー世界点字作文コンクール

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2019.04.01

vol.3 第17回オンキヨー世界点字作文コンクール

 

私たちの中に、

「目の不自由な方=点字」

というイメージってないでしょうか?
実はこれ、大きな認識違いで、厚労省のデータによれば、点字の識字率は約1割にとどまります。つまり、視覚障害者のほとんどは点字を読めないのです。

点字を習得するのが難しいこともそうなのですが、スマホの音声アプリなど、電子化とネットの進展により、点字を身に着ける必要性が小さくなっていることも大きな要因と言われています。つまり晴眼者の「活字離れ」的なことが、視覚障害者の「点字離れ」として進んでいるらしい。

以前、「音を形に変換する」というテーマについてリサーチしていた時に得た知識なのですが、そんな機会でもない限り、「視覚障害者のものの見え方」について考えることもないですよね…。

このコンクール、視覚障害者またはそのサポーターの方を対象としたコンクールなので、「応募する」という点においてはかなり限定的。

ですが、入選作品の一部には、「晴眼者にはないものの見かた」の世界を感じるものもあります。まさに「視覚がないから死角がない」とでも言うのでしょうか。共感して涙するのもいいですが、普通に創作のヒントとして、読んでみる価値はあると思います。

 

<公式サイト>
オンキヨー世界点字作文コンクール
https://www.koubo.co.jp/contest/literature/episode/060876.html