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最優秀賞
賞品制靴が 靴箱にある ３か月 ウェーブ
コロナウイルスのため、休校期間が3か月にも及んだが、その間一度も制靴を履かなかった。不安な中で詠んだ一句。
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作品講評
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尾藤川柳先生 選評
「制靴が靴箱にある」というのは、登校できなかったことの象徴。受験を目前にした高校3年生にとって「3か月」のブランクは、まさに不安だったことでしょう。新型コロナウイルスの流行は、受験生にとっても大きな制約であり、余計なストレスとなりました。受験生の等身大の心理が見事に描き出されました。
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