公募ガイド1月号(12/9発売)連動企画 サークル初参加者のための応援プロジェクト

公募ガイド1月号(12/9発売)連動企画 サークル初参加者のための応援プロジェクト

またもや公募ガイド編集部がコミックマーケットを取材してきました! 年末に開催された『冬コミ』です。今回は生モノジャンルの漫画を中心に回ってきたので、ジャンル名やサークル名はお伝えできないのですが、みなさんの熱い想いはしっかり伝えたいと思います。

漫画でも小説でも「大好き!」を表現する楽しさは変わらない!

C93会場
  •  サークルさん その1

    --同人活動をされてどのくらいですか?

    5年目です。うちは2人で活動しています。一緒にとあるイベントへ行ったのがきっかけです。もう速攻でハマりました(笑)。2人で「やばい、ハマった!」「私も、私も!」って盛り上がって、じゃあ一緒にやろうよと。

    --それぞれで絵を描かれているんですか?

    私がネーム出し、彼女が漫画というふうに分業しています。お互いに、できることとできないことがあったから、じゃあ分業にしようと。

    --同人誌を作る楽しさはどんなところにあるのでしょう? 今ならインターネットで伝えることもできますよね。

    サイトやSNSだと見たくない人、意見のちがう人の目にも触れることになり、不快な思いをさせてしまう可能性があります。その点、同人誌なら見たい人にだけ見てもらうことができます。コミケなどのイベントに出れば相手の顔も見られて、直接やり取りができるのがいいですね。

    --では、最後に推しキャラに一言どうぞ。

    これからもがんばってください! 応援してます!

     サークルさん その2

    --同人活動をされてどのくらいですか?

    高校時代から活動してるので、もうン十年です(笑)。でも、コミケは有明会場に移ってからの参加ですね。

    --今のジャンルを好きになったきっかけを教えてください。

    テレビドラマです。もともと作品の設定については、前知識があったので知っていたんですが、あらためてドラマを観てドハマりしました(笑)。

    --どうして同人誌を作ることになったのでしょうか?

    ネットだと面白いと思ってもらえても、コメントが送られてくることは少ないんです。せいぜい「いいね!」のボタンが押されるくらい。でもそれだと、どの部分がよかったのかわからないじゃないですか。「どの部分を『いいね!』って思ったの!?  教えてよ! 語ろうよ!」って(笑)。その点、同人誌だと直接やり取りできるので、声をかけることができる。お互いにどこが好きかを語り合えるのがいいですよね。

    C93会場2

     サークルさん その3

    --コミケに参加されてどのくらいですか?

    有明会場に移った1回目から参加してます。

    --普段はどんなお仕事をされているんでしょうか。

    実は漫画家でして。仕事でも漫画を描いています。でも二次創作は二次創作でやっていきたいんですよね……命にかかわるので。

    --死活問題ですか!?

    はい。もうこれがないと生きていけません(笑)。万が一、コミケがなくなっても、なにかしらの同人イベントには参加すると思います。

    --同人誌を作っていて大変だったことはありますか?

    うーん。描くのは大変だけど辛いと思ったことはないかなあ。イベントの日は決まっているわけですし。私の場合、描きたいワンシーンが決まったら、そこからストーリーを考えていきます。そこまでいけば、あとは描くだけですから。好きなキャラがかわいく描けたときが、すごく楽しいんですよ。

     お客さん

    お客さん

    --今日はどちらからいらっしゃいましたか?

    静岡から来ました。コミケは3回目です。

    --どうしてこのジャンルを好きになったんでしょう?

    テレビで観たのがきっかけです。サークルさんとTwitterで仲良くなって、今回のコミケにも参加されると聞いたので買いに来ました。

    --欲しい同人誌はどこで探しますか?

    Twitterやpixivで検索することが多いですね。同人誌のサンプルをUPしたりしているので、そこでいいなあと思ったサークルさんの同人誌を買うようにしています。

    サークルさんたちの悩み事を聞いてみました。

    毎回、数十万人の来場があるコミックマーケット。中には困ったさんな人たちもチラホラ。同人活動についての悩みもあるようです。

    長時間スペースの前に居座られる。長々と話をされて大変だった。
    あの~、後ろにいるお客さんも困ってるんですけど……。
    30分以上、関係のない話をするだけして去っていった。
    しかも何も買わない……なにをしに来たんだろう。
    地方イベントが過疎化していく。会場周辺に宿が少ないうえに宿代は高い。
    交通費もかかる場合は、やりくりに苦労する。
    結果、県外からの参加者が減り、イベント自体が縮小してしまう。
    これじゃ地方での開催がなくなっちゃう! どうにかして!
    印刷代はどんどん安くなるのにイベント参加費は高い。
    小さいサークルは少部数印刷だから、どんなに印刷代が安くても参加費で経費がかかり、結局、オフ本を諦めてしまうこともある。せっかく良い作品が作れたのに、コピー本にするなんてもったいない!

    畑 美雪 (はた みゆき)

    フリーライター、公募ガイド編集部スタッフ。神奈川県在住。インタビュー、取材記事などを手掛ける一方、脚本、作詞、小説なども執筆。コミケには10代の頃から出入りしており、自他ともに認めるどうしようもないオタク。同人誌はシリアス、ギャグ、BL、男性向けと一通りたしなんだ。会う人、会う人に「湘南ガール系フリーライターなんですよ~w」とイタい発言を繰り返すが、残念ながらまもなく40歳をむかえる。