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interview キャラが立った人物とは、変わり者のこと

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新井リュウジ先生にお聞きしました
キャラが立った人物とは、変わり者のこと

――キャラクター(性格)はなぜ必要なのでしょうか。

物語を書くとは人間を書くことだからです。性格を持たない人間はいませんよね。

――どんな性格がいいのでしょう?

変わり者ですね。普通の人間ではおもしろくならない。

――嫌なやつとか?

そう。金田一耕助とか、髪をかきむしって、まわりにフケを飛ばして、そばにいたら迷惑なやつですよね。

――確かに。でも、それだからこそ目立つし、それに紙の上の人物だから実害はないですね。

その意味では、どれだけ迷惑なやつでも大丈夫です。ただ、読者を不愉快にさせてはだめです。変わり者だけど、愛すべき存在。書き手自身も好きになれる存在でないと。

――キャラは言動に現れると思うのですが、その点はいかがですか。

そうです。言動です。映画ですが、朝食を食べていた金田一耕助が「何がおしかった?」と聞かれ、「生たまご」と答えるシーンがあります。ぼくはこのとき、金田一耕助というキャラが生まれたと思っています。

――新井先生ご自身は、どんな手順で構想を練りますか。

まずジャンルを決め、それに合うキャラを考えます。設定やストーリーは最後でいい。というより同時進行ですが、ただ書きなれない人には難しいかもしれません。

――キャラ優先?

キャラを考えれば、ストーリーは勝手についてきます。とにかくキャラが大事。キャラの立ってない小説はありえない。

――キャラを立たせるコツは?

人と違うこと。かつ、魅力的なこと。愛すべき欠点を持っていること。これに尽きるでしょう。

――確かにそうですね。ありがとうございました。

新井リュウジ 
小説家。漫画原作者、ゲームノベライズを経て小説家デビュー。「銀河観光旅館 宙の湯へいらっしゃーい!」「影踏みシティ」「二階の妖怪王女1?4」「願望達成本舗 ライコにおまかせ!」など著書多数。

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